2 データ管理の使用

9月(23.09)の更新以降、次の表にリストされたユーザー・インタフェース・ページはデータ管理では使用できなくなりますが、データ統合で使用できます。データ統合は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスのホーム画面のデータ交換カードから使用できるようになり、ユーザーは現在のEPM Cloudの更新のこれらの機能にアクセスできます。データ管理は23.09でなくなるわけではありません。データ統合と100%同等の機能のみが移行されます。

次のビジネス・プロセスは、データ管理のデータ統合への移行の影響を受けます:

• Planning
• Planningモジュール
• Financial Consolidation and Close
• Tax Reporting
• Account Reconciliation
• Strategic Workforce Planning

Profitability and Cost Managementのお客様は移行の影響を受けず、「データ管理」ユーザー・インタフェースに変更はありません。

データ管理を使用すると、次のタスクを実行できます:

• EPM Cloudソース・システムのメタデータとデータ、またはファイルのデータをEPM Cloudターゲット・アプリケーションに統合します。

• Fusion Cloudリリース11以上を使用する場合、Oracle General LedgerのデータをEPM Cloudと統合します。

  データ管理ではOracle General Ledgerとの統合の一部として、Financials Accounting Hub (FAN)およびFinancial Accounting Hub Reporting Cloud Service (FRACAS)もサポートされます。

• EPM Cloudターゲット・アプリケーションからドリル・スルーし、EPM Cloudソース・システムのデータを表示します。

• EPM Cloudアプリケーション間でデータを同期します。Financial Consolidation and CloseからEssbaseへのレポート用のデータのコピーなど、EPM Cloudアプリケーション間でデータを移動します。

• Planning、Oracle Essbase集約ストレージまたはEssbaseブロック・ストレージ・アプリケーションから、ソース・システムに予算データをライトバックします。

次のようなこともできます。

• Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムのファイルベースのデータをEnterprise Performance Management (EPM)ターゲット・アプリケーションに統合します。

• EPMターゲット・アプリケーションからドリル・スルーし、Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムのデータを表示します。

• Fusion Cloudリリース11以上を使用する場合、Oracle General LedgerのデータをEPM Cloudと統合します。

  データ管理ではOracle General Ledgerとの統合の一部として、Financials Accounting Hub (FAN)およびFinancial Accounting Hub Reporting Cloud Service (FRACAS)もサポートされます。

• Budgetary ControlからPlanningおよびPlanningモジュール・アプリケーションに契約、債務および支出をロードします。

• 人事データをPlanningモジュールのOracle Hyperion Workforce Planningビジネス・プロセスで使用するために、Oracle Human Capital Management Cloudからロードします。

データ管理を使用すると、EPM Cloudに属する次のクラウド・サービスを使用できます。

• Planningモジュール
• Planning
• Financial Consolidation and Close
• Account Reconciliation
• Profitability and Cost Management
• Tax Reporting
• Strategic Workforce Planning