Oracle ERP Cloudで作成したアプリケーション(Oracle General LedgerやBudgetary Controlなど)をOracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションと統合するときは、まずアプリケーション・タイプOracle ERP Cloudを指定して、ソース・システムを作成および登録します。
Oracle ERP Cloudアプリケーションをソース・システムとして追加するには:
「General Ledger」や「Fusion Budgetary Control」など、アプリケーションに使用する名前を入力します。
Oracle General Ledgerアプリケーションをソース・システムとして登録する場合、「Fusion Budgetary Control」フィールドの選択は解除しておきます。
Budgetary Controlアプリケーションをソース・システムとして登録する場合、「Fusion Budgetary Control」フィールドを選択します。
フィルタ条件は1つのみでも、複数でも指定できます。複数のフィルタ条件を使用する場合は、各フィルタをカンマ(,)で区切ってください。
アプリケーション名をフィルタとして指定する場合は、Oracle General LedgerまたはBudgetary Controlアプリケーション名全体、ワイルドカード、または単一文字を表すワイルドカードを次に示すように使用できます。
初期化プロセスを実行すると、フィルタ条件に一致するすべてのアプリケーションがインポートされます。フィルタを指定しない場合は、すべてのアプリケーションがインポートされます。
ODIコンテキスト・コードは、Oracle Data Integratorに定義されているコンテキストを参照します。コンテキストはソースおよびターゲットの接続情報をグループ化します。
デフォルトのコンテキスト・コードはGLOBALです。
ソース接続の構成は、Oracle ERP Cloudのユーザー名とパスワードを保管するために使用されます。また、WSDL接続も同様に保管されます。
EPM Cloudと一般会計の間で情報を送信するプロセス要求を開始するOracle ERP Cloudユーザーの名前を入力します。このユーザーには、「Financial Analyst」、「General Accountant」、「General Accounting Manager」などの一般会計のジョブ役割が割り当てられている必要があります。
注:
Webサービスでは、シングル・サインオンのユーザー名とパスワードではなく、ネイティブのユーザー名とパスワードを使用する必要があります。このパスワードは、Oracle ERP Cloudのパスワードを変更するたびに更新する必要があります。
https://server
と入力します。
リリース19.01以前のOracle ERP Cloudを使用しているお客様の場合は、旧WSDLを使用して接続してから、次のフォーマットでURLを指定します:
R12より前のバージョンのリリースURLフォーマットを使用している場合は、WebサービスURLへのログオンに使用されているURLの"fs"をfinに置換します。
R12より後のバージョンのリリースURLフォーマットを使用している場合は、ログオンに使用されているURLの"fs"を"fa"に置換するか、または、「WebサービスURL」へのログオンに使用されているサーバーをコピーして貼り付けます。
ソース・システム[ソース・システム名]構成が正常に完了しましたという確認メッセージが表示されます。
ソース・システムを初期化すると、元帳や勘定体系など、データ管理に必要なすべてのメタデータがフェッチされます。また、ソース・システムで勘定体系、セグメント/チャートフィールド、元帳、職責などが新規に追加された場合もソース・システムを初期化する必要があります。
初期化プロセスには時間がかかることがあり、ジョブ・コンソールで進捗を確認できます。
ソース・システムを追加した後、表内のソース・システムを選択すると、下部ペインに詳細が表示されます。