アプリケーションレベルのプロファイルの設定

アプリケーション設定は、ターゲット・アプリケーションに適用されるアプリケーションレベル・プロファイルを更新またはクリアする場合に使用します。

アプリケーション・レベルのプロファイルを設定するには:

  1. 「設定」タブの「構成」で、「アプリケーション設定」を選択します。
  2. 「アプリケーション設定」で、「ターゲット・アプリケーション」からOracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションを選択します。
  3. アプリケーション・レベルのプロファイル設定を選択します。
  4. オプション: 設定をクリアするには、値を選択し、「削除」をクリックします。

    値は表示されなくなりますが、削除されるのは保存した後です。

  5. 「保存」をクリックします。

表2-4 アプリケーション・レベルのプロファイル・オプション

オプション 説明
ファイルの文字セット

テキストを作成、保管および表示するためにビット組合せを文字にマッピングする方法を指定します。

各エンコード方式にはUTF-8などの名前が付けられています。各エンコード方式では、それぞれの値は特定のビット組合せにマッピングされています。たとえば、UTF-8では大文字のAはHEX41にマッピングされています。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして使用可能な文字セットを表示します。

エンコーディングとは、テキストの作成、保管、表示のためにビット組合せを文字にマッピングすることです。

ソース・ファイルがサポートされている形式のいずれでもない場合、エンコーディングをUNICODEに変換します。

デフォルトPOVロケーション

デフォルトPOVのロケーションを指定します。

デフォルトPOV期間

デフォルトPOV期間を指定します。

デフォルトPOVカテゴリ

デフォルトPOVカテゴリを指定します。

グローバルPOVモード

グローバルPOVモードを指定します。これが「はい」に設定されている場合、他のPOVは無視されます。

デフォルトの確認レポート

アプリケーション・レベルでデフォルトの確認レポートとして使用する確認レポートのタイプを指定します。次にシード済確認レポートを示しますが、新しいレポートを作成してここに指定できます:

  • 確認レポート - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。

  • 確認レポートの期間範囲(カテゴリ、開始期間、終了期間) - カテゴリと選択した期間について検証ルールの結果を表示します。

  • 確認レポート検証エンティティ・シーケンス別 - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。検証エンティティ・グループに定義されたシーケンスでソートされています。

  • 確認レポート(警告) - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します。警告の条件が一致する場合に、検証が検証ルールに記録されて表示されます。このレポートには、検証に合格したルールは表示されません。

この設定は、Financial Consolidation and Closeで使用できません。

ログ・レベル

ログに表示される詳細のレベルを指定します。ログ・レベル1を指定すると、詳細が最も少なく表示されます。ログ・レベル5を指定すると、詳細が最も多く表示されます。

ログは、「ログ」リンクを選択すると「プロセスの詳細」に表示されます。

レポート精度の確認

最も重要な数字が一番左の0(ゼロ)以外の数字で、最も重要でない数字が一番右の既知の数字の場合の丸め処理に使用する10進数の合計数を指定します。

この設定は、Financial Consolidation and Closeで使用できません。

データ・エクスポート・オプション「すべてのデータを上書き」を表示します

「ルールの実行」画面にある「エクスポート・モード」ドロップダウンに「すべてのデータを上書き」オプションを表示する場合は、「はい」を指定します。

すべてのデータの上書きを選択した場合は、次のメッセージが表示されます: 警告: 「すべてのデータを上書き」オプションでは、アプリケーション全体のデータがクリアされます。これは現在の視点に制限されません。このアクションを実行しますか?

マップ監査を使用可能にする

マップ・モニター・レポート(ロケーションのマップ・モニターおよびユーザーのマップ・モニター)の監査レポートを作成するには、「はい」に設定します。この設定のデフォルト値は「いいえ」です。

アクセスしてソース・ドキュメントを開く

データ管理のランディング・ページにドリルダウンすると、この設定によって「ソース・ドキュメントを開く」リンク(データのロードに使用されたファイル全体を開きます)へのアクセス権が決定されます。

  • 管理者 - 「アクセスしてソース・ドキュメントを開く」リンクは管理者ユーザーに限定されます。

  • すべてのユーザー - 「アクセスしてソース・ドキュメントを開く」リンクはすべてのユーザーが使用できます。「すべてのユーザー」がデフォルト設定です。

マップ・エクスポート・デリミタ

メンバー・マッピングのエクスポート時に、列の区切り記号の値を設定します。

使用可能な区切り記号は次のとおりです。

  • ! (感嘆符)

  • , (カンマ)

  • ; (セミコロン)

  • | (縦線)

マップ・エクスポートのExcelファイル形式

メンバー・マッピングをエクスポートする際に使用するExcelファイル形式を選択します。

  • Excel 97-2003ワークブック(*.xls)
  • Excelマクロ対応ワークブック(*.xlsm)

表2-5 アプリケーション・レベルのプロファイル・オプション

オプション 説明
アプリケーション・ルート・フォルダ

アプリケーション・ルート・フォルダは、EPMアプリケーションにデータをロードするために使用されるすべてのファイルを格納するルート・フォルダです。EPMアプリケーションごとに別のルート・フォルダを使用できます。

このパラメータに基づいて、ログ・ファイルや生成されたファイルとレポートがこのルート・ディレクトリ内の適切なフォルダに保存されます。この設定ステップとは別にパラメータをサーバー上で設定する必要があります。

「アプリケーション・フォルダの作成」ボタンを選択すると、このフィールドに指定したパスでのフォルダ構造の作成がシステムに指示されます。フォルダ構造は次のとおりです(それぞれにサブフォルダが含まれます):

data

inbox

outbox

アプリケーション・レベルのフォルダを指定し、「アプリケーション・フォルダの作成」オプションを選択すると、スクリプト・フォルダを含むアプリケーション用のフォルダのセットが作成されます。アプリケーションに固有のスクリプトをこのフォルダ内に作成します。これはアプリケーション間で異なるイベント・スクリプトの場合、特に重要です。アプリケーション・レベルのフォルダを設定しない場合は、アプリケーションごとに異なるイベント・スクリプトを使用できません。

Universal Naming Convention (UNC)パスを指定する場合、フォルダの共有アクセス権で、読取り/書込み操作のためのDCOMユーザーへのアクセスを許可する必要があります。Oracle Hyperion Financial Managementおよびデータ管理が別個のサーバー上にある場合は、アプリケーション・ルート・フォルダにUniversal Naming Convention (UNC)パスを使用します。必要なUNC定義の指定については、サーバー管理者にお問い合せください。

UNCパスを入力しない場合は、絶対パスを入力する必要があります。たとえば、C:\Win-Ovu31e2bfie\fdmeeと指定します

ファイルの文字セット

テキストを作成、保管および表示するためにビット組合せを文字にマッピングする方法を指定します。

各エンコード方式にはUTF-8などの名前が付けられています。各エンコード方式では、それぞれの値は特定のビット組合せにマッピングされています。たとえば、UTF-8では大文字のAはHEX41にマッピングされています。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして使用可能な文字セットを表示します。

エンコーディングとは、テキストの作成、保管、表示のためにビット組合せを文字にマッピングすることです。

ソース・ファイルがサポートされている形式のいずれでもない場合、エンコーディングをUNICODEに変換します。

デフォルトPOVロケーション

デフォルトPOVのロケーションを指定します。

デフォルトPOV期間

デフォルトPOV期間を指定します。

デフォルトPOVカテゴリ

デフォルトPOVカテゴリを指定します。

デフォルトの確認レポート

アプリケーション・レベルでデフォルトのレポートとして使用するレポートのタイプを指定します。次にシード済レポートを示しますが、新しいレポートを作成してここに指定できます:

  • 確認レポート - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。

  • 確認レポートの期間範囲(カテゴリ、開始期間、終了期間) - カテゴリと選択した期間について検証ルールの結果を表示します。

  • 確認レポート検証エンティティ・シーケンス別 - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。検証エンティティ・グループに定義されたシーケンスでソートされています。

  • 確認レポート(警告) - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します。警告の条件が一致する場合に、検証が検証ルールに記録されて表示されます。このレポートには、検証に合格したルールは表示されません。

イベント・スクリプト実行の有効化

「はい」を選択すると、データのロード前(BefLoad)や検証後(AftValidate)にアプリケーション・イベントの実行が有効になります。「いいえ」を選択すると、アプリケーション・イベントの実行が無効になります。

ログ・レベル

ログに表示される詳細のレベルを指定します。ログ・レベル1を指定すると、詳細が最も少なく表示されます。ログ・レベル5を指定すると、詳細が最も多く表示されます。

ログは、「ログ」リンクを選択すると「プロセスの詳細」に表示されます。

レポート精度の確認

最も重要な数字が一番左の0(ゼロ)以外の数字で、最も重要でない数字が一番右の既知の数字の場合の丸め処理に使用する10進数の合計数を指定します。

データ・エクスポート・オプション「すべてのデータを上書き」を表示します

「ルールの実行」画面の「エクスポート・モード」ドロップダウンに「すべてのデータを上書き」オプションを表示します。

すべてのデータの上書きを選択した場合は、次のメッセージが表示されます: 警告: 「すべてのデータを上書き」オプションでは、アプリケーション全体のデータがクリアされます。これは現在の視点に制限されません。このアクションを実行しますか?

マップ監査を使用可能にする

マップ・モニター・レポート(ロケーションのマップ・モニターおよびユーザーのマップ・モニター)の監査レポートを作成するには、「はい」に設定します。この設定のデフォルト値は「いいえ」です。

アクセスしてソース・ドキュメントを開く

データ管理のランディング・ページにドリルダウンすると、この設定によって「ソース・ドキュメントを開く」リンク(データのロードに使用されたファイル全体を開きます)へのアクセス権が決定されます。

  • 管理者 - 「アクセスしてソース・ドキュメントを開く」リンクは管理者ユーザーに限定されます。

  • すべてのユーザー - 「アクセスしてソース・ドキュメントを開く」リンクはすべてのユーザーが使用できます。「すべてのユーザー」がデフォルト設定です。

マップ・エクスポート・デリミタ

メンバー・マッピングのエクスポート時に、列の区切り記号の値を設定します。

使用可能な区切り記号は次のとおりです。

  • ! (感嘆符)

  • , (カンマ)

  • ; (セミコロン)

  • | (縦線)

マップ・エクスポートのExcelファイル形式

メンバー・マッピングをエクスポートする際に使用するExcelファイル形式を選択します。

  • Excel 97-2003ワークブック(*.xls)
  • Excelマクロ対応ワークブック(*.xlsm)