プランニング・サイクルの開始時に、特定のシナリオおよびバージョンのデータ全体をロードできます。ただし、人事の変更の最新情報を維持するために、新しい情報および更新された情報を頻繁にインポートできます。データ統合を使用して更新されたデータを要員またはStrategic Workforce Planningにロードすると、処理および計算のパフォーマンスが大幅に向上します。
データ統合機能を使用すると、ソース・データ・ファイルを前のバージョンのソース・データ・ファイルと比較して、新しいレコードおよび最後のロード後に変更されたレコードのみをロードできます。データ統合の増分ファイル・アダプタは、ロードが必要なデータを識別します。また、要員またはStrategic Workforce Planningは、データ・ロード・ファイル内の新しいデータおよび変更されたデータに応じて適切な計算スクリプトを動的に生成するルールを備えており、変更された交差のデータのみを計算します。
データ統合ロード・プロセスの後、新しいデータおよび変更されたデータが適切な要員またはStrategic Workforce Planningフォームに表示されます。このデータには、ロード・プロセスに適用された計算が反映されます。
注:
データ統合からデータをロードするたびに、データを将来の期間にコピーするために次の要員またはStrategic Workforce Planningルールのいずれかを選択する必要があります。
増分要員またはStrategic Workforce Planningデータのロードおよび要員またはStrategic Workforce Planning増分ルールの処理(OWP_INCREMENTAL PROCESS DATA WITH SYNCHRONIZE DEFAULTSなど)は、管理者のみが実行できます。データ統合から要員またはStrategic Workforce Planning増分ルールを実行するときには、データ統合の「ターゲット」オプション「管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする」が「いいえ」に設定されていることを確認してください。このオプションは、管理者のみが設定できます。
詳細は、データ統合の管理の増分ファイル・アダプタを使用したデータのロードを参照してください。