レポート・ビューアで式のセルを右クリックし、注釈を作成します。
注釈のコンテキストには、その式の行と列に出現するディメンションを除くすべてのディメンションが含まれます。コンテキストには、式の行と列に出現するディメンションではなく「Row X」または「Column Y」(あるいはその両方)が含まれます(「Row 3」、「Row 14」、「Column C」、「Column AF」など)。例:
値が80.50のセルに注釈を付ける場合、コンテキストは、Measures/Market/Scenario/Column Cになります。
値が47.50のセルに注釈を付ける場合、コンテキストは、Measures/Year/100-10/Row 3になります。
値が292.25のセルに注釈を付ける場合、コンテキストは、Measures/Row 3/Column Cになります。
「注釈」パネル内の表示では、コンテキストの表示値として、「Row X」または「Column Y」ではなく、式の行および列の見出しが表示されます。例:
値が80.50のセルに注釈を付ける場合、コンテキストは、Measures, Market, Scenario, Total Columnになります。
値が47.50のセルに注釈を付ける場合、コンテキストは、Measures, Year, 100-10, Total Rowになります
値が292.25のセルに注釈を付ける場合、コンテキストは、Measures, Total Row, Total Columnになります
注:
この場合も、注釈のコンテキストには「Row X」および「Column Y」が使用されます。見出しの値を表示するのみの、注釈の単なる表示値です。これは、グリッドにメンバーの別名が表示されている場合、コンテキストの表示値にはメンバーの別名が表示されるという、メンバー名の処理と一貫しています。
考慮事項:
セルを右クリックすると、注釈のコンテキストに式の行または列のみを含めることができます。
「新規注釈」ダイアログ・ボックスのメンバー選択からは、式の行または列にナビゲートできません。
「Row」および「Column」というテキストは英語のままで、キーワードのように使用されます。これらはローカライズされません。