行と列のテンプレートについて

行と列のテンプレートを使用すると、連続した一連の行または列を選択してリポジトリにオブジェクトとして保存し、レポートで再利用できます。行と列のテンプレートには、1つ以上の行または列の定義が含まれています。これらの行または列の定義には、次のものを含めることができます。

  • データベース接続、ディメンション、メンバー選択

  • 式の行と式の列

  • 展開

  • 見出し(カスタマイズしたフォーマットを含む)

  • テキストの行と列(見出しのセルのテキストのみが保存されます)

  • セルのフォーマット

  • 基本の抑制(#Missing、#Zero、#Error)

行と列のテンプレートを作成すると、次のものが破棄されます。

  • セルの式

  • セカンダリ・データベース接続の指定

  • データ・セル領域のテキスト(見出しのセルのテキストは保持されます)

  • 条件付きフォーマット

  • 関連コンテンツ

  • 条件付き抑制

作成した行と列のテンプレートは、リポジトリに保存できます。ただし、次の制限があります。

  • 式は、テンプレートで選択されている行または列に含まれる行と列を参照する必要があります。

  • 行と列のテンプレートの外部の式は、行と列のテンプレートを構成する選択済の行と列を参照できません。

    注:

    レポートに複数のテンプレートが含まれており、そのうちの1つのテンプレートがリポジトリから移動されたか、名前変更または削除されたか、あるいはテンプレートのデータ・ソースが変更されたためにそのテンプレートを取得できない場合、既存のテンプレートへのリンクは壊れた状態のままになります。壊れたリンクに関するアラートは表示されませんが、FRLogging.logファイル内で孤立リンクをチェックできます。