レポートの各データ値は、Planningデータベース接続の各ディメンションのメンバーの交差から導出されます。Financial Reporting Web Studioで、これらのディメンションをレポート・グリッドまたはユーザー視点に配置できます。レポートを表示する際、ユーザー視点でディメンションに選択されたメンバーを変更できます。これで、ニーズに合せてレポートをカスタマイズできるようになります。ユーザー視点をブックで使用することもできます。
レポートでは、ユーザーの視点のディメンションに指定されたメンバーは、そのディメンションを持つすべてのグリッドで使用されます。たとえば、"scenario"ディメンションに"budget"メンバーを選択した場合、データを取得するときはユーザーの視点に"scenario"を持つレポートのすべてのグリッドで"budget"が使用されます。すべてのディメンションがグリッドに配置されている場合、ユーザーの視点は表示されません。
次のディメンションがユーザー視点バーに表示されます。
行、列またはページで現在定義されていないディメンション
現在の視点に設定されている行、列またはページのディメンション
グリッドの視点で選択されているメンバーがないディメンション
「ディメンション・レイアウト」ダイアログ・ボックスの視点領域にドラッグした属性ディメンション