チャートのデータの定義

チャートのデータを定義する際、グリッドを制御して、表示するデータを含む行と列を識別します。

データ範囲の連続した(または連続しない)行と列を選択して、データまたは式の行と列を参照できます。データ・セットに自動計算を含めることや、データ・セットから自動計算を除外することもできます。

折れ線グラフ、棒グラフ、または複合チャートを設計する場合は、グリッドの複数の行または列を参照できます。円グラフを設計する場合は、グリッドの1つの行または列を参照できます。複合チャートを定義する場合は、棒グラフと折れ線グラフのデータ行および列を指定します。

展開可能な集約行または集約列をチャートに表示できます。たとえば、チャートで行1を指定し、行1に含まれている関数が10個の子メンバーを取得する場合は、チャートには、10個のデータ・セット(各子メンバーに1個のデータ・セット)が示されます。

チャートのデータを定義するには:

  1. レポート・デザイナで、チャートを選択します。
  2. 「チャートのプロパティ」「グリッド」で、チャートが参照するグリッドを選択します。

    グリッドは、現在のレポート内に存在する必要があります。

  3. 「凡例に入れるグリッドのアイテム」で、行データを参照する場合は「行」を選択し、列データを参照する場合は「列」を選択します。
    ノート: 「円グラフ」で、 「行」が選択されている場合、列は凡例に表示され、「列」が選択されている場合、行は凡例に表示されます。
  4. 「データ範囲」「行」および「列」で、チャートに含める行および列を選択します。

    データ範囲を選択する際、連続した(または連続しない)行と列を指定できます。

  5. オプション。データ・セットの自動計算をチャートに含めるには、「自動計算を含める」を選択します。