GetCell

GetCell は、グリッドのデータ値を戻すテキスト関数です。

構文:

<<GetCell("GridName", Row, Column, Page)>>

引数 説明

GridName

グリッドの名前またはCurrentキーワード。

Row

グリッド内の行番号を表す数値。グリッド内の最初の行がインデックス1、2番目の行がインデックス2、以降、順番に続きます。Currentキーワードを使用することもできます。

Column

グリッドの列を示す文字。グリッド内の最初の列がインデックスA、2番目の列がインデックスB、以降、順番に続きます。

Page

グリッドのページ・ディメンション・インデックスを表す数値。グリッド内の最初のページ・ディメンションがインデックス1、2番目のページ・ディメンションがインデックス2、以降、順番に続きます。

GetCellを使用する際の考慮事項:

  • 行または列のパラメータが展開するセグメントを参照している場合は、一番左上の展開されたセルが使用されます。範囲の表記法を使用すると、任意の展開されるセルを参照できます。

  • GetCellは、テキスト・ボックス・オブジェクト、ヘッダー、フッターなどではなくグリッド・セル内で使用された場合は、Currentキーワードのみをサポートします。Currentキーワードをパラメータで使用すると、関数がさらに動的になります。テキスト関数でのCurrent/Curキーワードの使用を参照してください。

例:

複数の四半期の純利益を示すグリッドを設定します。この値を、レポートのサマリーを含むテキスト・ボックスに表示します。

The grand total for the period was <<GetCell("mygrid",21,B,1)>>

最初のページ・ディメンションにあるグリッドの行21、列Bにある値がセルに表示されたレポートが作成されます。