「円グラフのオプション」タブ

次に、「チャートのフォーマット」ダイアログ・ボックスの「円グラフのオプション」タブにおける違いを示します。

  • 扇形の角度および区切り - 元のチャート・エンジンと更新されたチャート・エンジンとの間で表示が異なります。

  • スライスの値の表示形式 - 元のチャート・エンジンでは、3つのすべてのラベルが選択された場合、すべてをフォーマットして収めます。更新されたチャート・エンジンでは、円グラフを調整してラベルを収めることはせず、かわりに、ラベルがプレビュー・ウィンドウやチャート出力表示のサイズ内に収まらない場合、ラベルは切り取られるか、表示されません。

  • 位置 - 更新されたチャート・エンジンでは、「内側」または「外側」は追加の調整なしでサポートされます。

    「内側」の位置設定が指定されていて、ラベルがスライス内に収まらない場合、ラベルはスライスの外側に配置されるか、まったく表示されません。

  • スライスの枠線のスタイル - 更新されたチャート・エンジンでは、「実線」のみがサポートされます。

図-53 元のチャート・エンジンにおける「円グラフのオプション」タブ


元のチャート・エンジンにおける「円グラフのオプション」タブ

図-54 更新されたチャート・エンジンにおける「円グラフのオプション」タブ


更新されたチャート・エンジンにおける「円グラフのオプション」タブ

更新されたチャート・エンジンで、「表示形式」タブの「グリッドの奥行き」では円グラフの奥行きを調整しません。3Dをオンまたはオフにするのみです。また、区切りは、元のチャート・エンジンのように1つのスライスに影響を与えません。更新されたチャート・エンジンでは、すべてのスライスの区切りが小さく均一になります。

図-55 元のチャート・エンジンにおける奥行きおよびグリッドの区切り


元のチャート・エンジンにおける奥行きおよびグリッドの区切り

図-56 更新されたチャート・エンジンにおける奥行きおよびグリッドの区切り


更新されたチャート・エンジンにおける奥行きおよびグリッドの区切り