グリッド内の連続する行または列の範囲を、特定の列または行にある値に基づいてソートできます。また、列、行およびページを、その見出しに基づいてソートすることもできます。列の範囲を選択すると、Financial Reporting Web Studioによって、指定した行の値に基づいて列がソートされます。行の範囲を選択すると、Financial Reporting Web Studioによって、指定した列の値に基づいて行がソートされます。ソートの基準となる列または行に複数のメンバーが含まれている場合、ソートには、最初のメンバーの値のみが使用されます。
列または行のソートには、昇順または降順を使用できます。昇順でソートする場合、最小値、アルファベット順の最初の文字、または最も古い日付がソート済リストの最初に表示されます。降順でソートする場合、最大値、アルファベット順の最後の文字、または最新の日付がソート済リストの最初に表示されます。
ソートが実行できるのは、複数の列範囲または行範囲のみです。抑制の行または列はソートされません。
注:
データの行または列のソート時、テキストの行または列をソート定義の一部として含めることはできません。
一定の範囲の行や列をソートするには:
レポートを開き、グリッドを選択します。
「グリッドのプロパティ」で「ソート」を選択し、「設定」をクリックします。
「ソート」ダイアログ・ボックスの「ソートの対象」で、「行」、「列」または「ページ」を選択します。
「ページ」オプションでは、「ソート基準」ドロップダウン・メニューで見出しのみを選択できます。それ以外のオプションは使用できません。
「行」または「列」では、「開始」および「終了」を選択して、ソートの対象となる列または行の範囲を選択します。
自動計算が使用可能になっている場合は、最も外側のレイヤーに計算に使用されたすべての行の総計があります。ソートでは、最も外側のレイヤーは無視されます。また、自動計算が設定されている複数のレイヤーをソートする場合、自動計算のあるすべての見出しレイヤーでソートする必要があります。
「ソート基準」で、ソートに使用するオプションを選択します。
最初のドロップダウン・リストで、ソートの基準とする見出し、行、列を選択します。次に、「昇順」または「降順」からソート順を選択します。
オプション: 1つまたは2つの追加ソート・パラメータを設定する場合は、「次の基準」ドロップダウン・リストを使用します。
オプション: 追加のソートを設定する場合は、「ソートの追加」をクリックします。
「OK」をクリックします。