2 概要

Oracle Smart View for Google Workspaceは、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementビジネス・プロセス向けに特別に設計された共通のGoogle Workspaceインタフェースを提供します。

Oracle Smart View for Google Workspaceを使用すると、Google WorkspaceユーザーはCloud EPMデータにアクセスし、フォームを操作し、Google Sheetsでアド・ホック分析を実行できます。Smart Viewを使用すると、Google Sheetsでデータを表示、インポート、操作、配布、共有できます。

Google SheetsでSmart Viewを使用するには、Google Workspace MarketplaceからSmart Viewアドオン拡張機能をインストールする必要があります。Smart Viewアドオン拡張機能を使用すると、Google Workspaceユーザーは、Google SheetsでSmart View機能を利用できるようになります。

このガイドでは、Google SheetsにSmart Viewをインストールするために必要な前提条件とインストール情報について説明します。データ・ソースに接続し、Google Sheetsでデータを表示および分析するためのSmart View機能の使用方法については、Oracle Smart View for Google Workspaceの使用をご覧ください。

Oracle Smart View for Google Workspaceを使用する際は、次の点にご注意ください:

  • Oracle Smart View for Google Workspaceでは、Googleのサーバー上で追加の処理が必要になるため、一部の操作で予想よりもパフォーマンスが遅くなる場合があります。

  • Oracle Smart View for Google Workspaceのユーザー・インタフェース・コンポーネント(メニュー・ラベル、メッセージ、ダイアログ・ボックス、パネルなど)は、Google Workspaceアカウントの言語設定で選択されている言語に関係なく、現在英語でのみ利用できます。

  • アド・ホック操作用ネイティブ・モードは段階的に廃止され、かわりに拡張機能を備えた標準モードが導入されます。標準モードをすべてのユーザーにお薦めします。Smart Viewを効果的に活用するには、Cloud EPMアプリケーションを構成して、Smart Viewのアド・ホック動作設定で標準モード・オプションを使用することをお薦めします。これにより、互換性が確保され、最新機能にアクセスできるようになります。

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Smart View for Google Workspaceを設定し、Cloud EPMユーザーがCloud EPMデータにアクセスし、フォームを操作し、Google Sheetsでアド・ホック分析を実行できるようにする方法を学びます。

ビデオ・アイコン Smart View for Google Workspaceの設定