EPM Cloudの複数グリッド・ワークシートの範囲の名前変更

データ・ソース・タイプ: PlanningPlanningモジュールFinancial Consolidation and CloseTax Reporting

複数グリッド・ワークシートに範囲を設定する場合、Excelではデフォルトで各範囲に名前を割り当てます。名前の範囲に使用される文字列は、特にわかりやすくない可能性があります。たとえば、Vision Plan1キューブに基づいた範囲は次のようになります。

Vision_Plan1_88CA3264_EDFE_4E99_86B9_FEEEBF95DB42_1

よりわかりやすい名前がワークブックのすべてのユーザーにとって便利ですが、Excelの「名前の管理」を使用して名前を変更するとOracle Smart View for Officeのメタデータが失われる可能性があります。

Smart Viewの「ドキュメント・コンテンツ」ペインの「名前変更の範囲」コマンドを使用して、名前をよりわかりやすい名前に変更します。

注:

複数グリッド・ワークシートの範囲名を変更するには、「ドキュメント・コンテンツ」ペインの「名前変更の範囲」コマンドを使用する必要があります

複数グリッド・ワークシートの範囲名を変更するには:

  1. 「ドキュメント・コンテンツ」ペインがまだ表示されていない場合は、「ドキュメント・コンテンツ」ペインを開きます。

    「ドキュメント・コンテンツ」ペインを表示する手順については、EPM Cloudの複数グリッド・ワークシートでの接続の変更のステップ1を参照してください。

  2. 「ドキュメント・コンテンツ」ペインで、ツリーで名前変更する範囲を強調表示して、「選択」をクリックします。

    次の例では、Vision | Plan 1がツリーで強調表示されています。

    「ドキュメント・コンテンツ」ペインで、ツリーにVision Plan1キューブとVision Plan2キューブの2つの項目があります。ツリーの1つ目の項目であるVision Plan1キューブが強調表示されています。

    「選択」コマンドを使用して、シートの正しいグリッドを操作していることを確認します。たとえば、「Vision | Plan1」を強調表示して「選択」をクリックすると、ワークシート上のVision Plan1グリッドが強調表示されます。

    Vision Plan1が強調表示された「ドキュメント・コンテンツ」ペインが右に、Vision Plan1グリッドが強調表示されたワークシートが左に表示されています。
  3. アクション・パネルで、「詳細」「名前変更の範囲」の順に選択します。
    Vision Plan1グリッドが選択され、メニューが展開されて「名前変更の範囲」コマンドが選択されていることを示す「ドキュメント・コンテンツ」ペイン。

    「名前変更の範囲」ダイアログ・ボックスが表示され、Excelで範囲に割り当てられたデフォルト名が示されます。

    新しい画像例が必要。Excelで自動生成された範囲名を示す「名前変更の範囲」ダイアログ・ボックス。
  4. 「名前変更の範囲」で、新しい範囲名を入力して、「OK」をクリックします。

    範囲名をMyVisionPlan1Gridに変更します。

    新しい名前のMyVisionPlan1Gridが入力された「名前変更の範囲」ダイアログ・ボックス。
  5. 範囲名がExcelの「名前の管理」で変更されていることを確認します。

    Excelの「数式」リボンからアクセスする「名前の管理」の例を示します。

    MyVisionPlanGridという新しい名前の範囲を示すExcelの「名前の管理」。

    Excelの「名前ボックス」ドロップダウン・リストで変更された範囲名を表示することもできます。

    新しい画像例が必要。MyVisionPlan1Gridという新しい名前の範囲を示すドロップダウン・リストを含むExcelの「名前ボックス」。