Oracle Smart View for OfficeおよびNarrative Reporting拡張機能では、使い慣れたMicrosoft Officeツールを使用して、Narrative Reporting内のデータにアクセスして操作できます。
自分および同僚が、Smart Viewからコピーしたまたは埋め込まれているリフレッシュ可能なデータを含む静的PDFファイル、Word、PowerPointまたはExcelファイルをコラボレーション環境で作業します。明確に定義された割当ておよびタスクから構成されるNarrative Reportingワークフローは、1つのドキュメント内の多数のコントリビュータからの入力を整理します。一部のタスクはNarrative Reporting Webインタフェースで実行され、その他のタスクはSmart Viewで完了します。
Narrative Reportingを使用して次のことを行えます。
WebインタフェースまたはSmart Viewを使用して、様々なタイプのドックレットから構成されるレポート・パッケージ構造を作成します。Smart Viewでは、2つの方法でレポート・パッケージを作成します
1つのWordまたはPDFドキュメントから、後でドックレットをさらに追加します。
Wordドキュメント、PowerPointプレゼンテーション・スライド、ExcelワークブックおよびPDFファイルから構成される一連のドキュメントから。
WebインタフェースまたはSmart Viewを使用して、標準ドックレットをWord、PowerPointまたはPDFベースのレポート・パッケージに追加します。
Webインタフェースを使用して、リンクされた標準ドックレット(Narrative Reportingライブラリに保管されたOfficeドキュメントにリンクされているドックレット)をWord、PowerPointまたはPDFベースのレポート・パッケージに追加します。
WebインタフェースまたはSmart Viewを使用して、埋込み可能なコンテンツを含むExcelベースのリファレンス・ドックレットをWord、PowerPointまたはPDFベースのレポート・パッケージに追加します。
Webインタフェースを使用して、Wordドキュメント、PowerPointスライド、Excelワークブックおよび他のファイル・タイプ(PDF、HTMLおよびTXTなど)などのサプリメンタル・ドックレットをレポート・パッケージに追加します。
WebインタフェースまたはSmart Viewを使用して、Wordの目次をWordまたはPDFベースのレポート・パッケージに追加します。
レポート・パッケージ内の各ドックレット、リファレンス・ドックレットおよびサプリメンタル・ドックレットの文書作成、レビューおよび承認のためのWebインタフェースを使用して、ユーザーにタイムラインと期限を含むアクセス権と責任を割り当てます。
Smart Viewには、レポート・パッケージ構造の作成時に文書作成者の責任を割り当てるオプションもあります。
Smart Viewを使用して、Microsoft OfficeでOfficeベースのドックレットのコンテンツを直接文書作成します。ドックレットのコンテンツは、WordまたはPowerPointで文書作成されます。リファレンス・ドックレットの埋込み可能なコンテンツは、Excelで文書作成されます。サプリメンタル・ドックレットのコンテンツは、適切なOfficeアプリケーションで文書作成されます。
Narrative Reportingへの接続中にSmart Viewでドックレット、リファレンス・ドックレットおよびサプリメンタル・ドックレットを操作することも、Officeタイプのドックレットをダウンロードしてローカルで操作することもできます。
Officeベースのサプリメンタル・ドックレットおよびExcelベースのリファレンス・ドックレットは、チェックアウト、アップロードおよびチェックインなどの標準ドックレット・ワークフロー・タスクに従います。
WebまたはSmart ViewからPDFドックレットをダウンロードします。
Smart Viewの機能を活用して、様々なデータ・ソースにアクセスし、個々のデータ・ポイント、フォーマット済レポート、変数または埋込みコンテンツをドックレットに組み込みます。
Narrative Reportingデータ・ソースや、その他のOracle Enterprise Performance Management Systemオンプレミスおよびクラウド・データ・ソースから、データを取得できます。
WebインタフェースまたはSmart Viewで、割り当てられたレビュー・インスタンスを共同でレビューし、コメントします。
WebインタフェースまたはSmart Viewで、レポート・パッケージ全体に対してサインオフします。
Webインタフェースでレポート・パッケージをファイナライズします。
Narrative Reportingレポート・パッケージのドックレット、リファレンス・ドックレット、Officeベースのサプリメンタル・ドックレットおよび参照ファイルを操作する場合は、Smart Viewを使用して、Narrative Reportingデータ・ソースおよびオンプレミス・データ・ソースやクラウド・データ・ソースなどの他のEPM Systemデータ・ソースからデータをコピーして貼り付けるか、埋め込むことができます。
たとえば、同じドックレット内にOracle EssbaseおよびPlanningのデータを組み込むことができます。WordまたはPowerPointのレポート・パッケージのドックレットに、Planningソースから作成された損益計算書レポートとともに、Essbaseソースから作成された損益計算書が含まれている場合があります。コピーしたまたは埋め込んだ領域のデータ・ポイントはWordまたはPowerPointに保持されるため、ドックレットをリフレッシュしてデータを最新に保つことができます。
概要や手順情報など、Narrative Reportingの詳細な説明は、Oracle Help CenterのNarrative Reportingのドキュメントを参照してください。