Smart Viewでのフレックス・フォームの操作

フレックス・フォームでは、行および列ディメンションを再配置し、ソートし、有効なメンバーまたは別名を対応するディメンションから挿入できます。

変更したフォームのSmart Viewでデータを送信する前に、リフレッシュを実行します。リフレッシュ時に、無効なメンバー、コメントおよび空の行または列が削除され、「データの送信」ボタンが有効になります。

フレックス・フォームを操作するには:

  1. データ・ソースに接続します。
  2. Smart Viewパネルで、フレックス・フォーム(「フレックス・フォーム」アイコンで示されています)をダブルクリックします。

    開くフレックス・フォームを右クリックして、「フレックス・フォームを開く」を選択することもできます。

  3. 要件に従ってデータを変更します。

    たとえば、実行できるアクションの一部は次のとおりです:

    • 行および列メンバーの再配置または移動
    • 行および列の挿入
    • メンバーの追加。「メンバー選択」(プロバイダのリボンにあります)を使用するか、メンバー名を手入力して、メンバーを追加できます。
    • Excelの「データ」リボンの「並べ替え」ボタンを使用した行および列のソート
    • Excelの「ホーム」リボンの「並べ替えとフィルター」またはExcelの「データ」リボンの「フィルター」ボタンを使用した行および列メンバーまたはデータのフィルタ処理
    • Excelの「ホーム」リボンの「並べ替えとフィルター」ボタン、Excelの「データ」リボンの「並べ替え」ボタンまたはフォームのフィルタを使用した行および列メンバーのソート
    • プロバイダのリボンまたはアクション・メニューからのビジネス・ルールの実行
    • メンバーまたはデータ・セルを右クリックして「Smart View」コンテキスト・メニューにアクセス(セルに対して適用可能なコマンドがメニューで使用可能になります)
    • 行および列の削除

    注:

    • 行メンバーの編集時は「データの送信」ボタンは無効です。フィルタ処理は編集とはみなされません。フィルタの追加のみを行う場合は、データを送信できます。

    • Smart Viewの「オプション」ダイアログの「フォーマット」タブで、フレックス・フォームに対して「繰返しメンバー・ラベル」を有効にする必要があります。このチェック・ボックスの選択を解除しようとしても、リフレッシュするとチェック・ボックスは再度選択され、「繰返しメンバー・ラベル」オプションは有効になります。

    • 行および列で実行できる操作は、フォーム定義中に行った選択によって異なります。行に対して操作を実行するには、行でのフレックス・フォームの有効化オプションを選択する必要があります。列に対してアクションを実行するには、列でのフレックス・フォームの有効化オプションを選択する必要があります。これらのオプションについては、Planningの管理Smart Viewのフォーム・オプションの設定 で説明しています。

  4. オプション: POVまたはユーザー変数の変更後に追加メンバーをフレックス・フォームに保持するには:
    1. Smart Viewのリボンで、「オプション」をクリックします。
    2. 「オプション」ダイアログで、「メンバー・オプション」タブを選択します。
    3. 「フレックス・フォーム: POVおよびユーザー変数の変更時にグリッドを保持」を選択します。

      注:

      このオプションが選択されていないと、フレックス・フォームに追加した行または列はPOVまたはユーザー変数の変更時に削除されます。

    4. オプション: フレックス・フォーム内のメンバーを追加または削除し、「リフレッシュ」をクリックします。
    5. 必要に応じて、次のタスクを実行します:
      • POVメンバーを変更して「リフレッシュ」をクリックします
      • ユーザー変数を変更します(フレックス・フォームは自動的にリフレッシュされます)。

      変更したメンバーは保持されます。これで、フレックス・フォームの任意のメンバー(新規に追加したメンバーを含む)の変更したPOVおよびユーザー変数に対して、データを入力して送信できます。

    6. オプション: POVまたは任意のユーザー変数を再度変更してリフレッシュし、更新したPOVおよびユーザー変数に対してデータの入力を続行します。
  5. オプション: サービス管理者がフォームの設計時に「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」オプションを有効にした場合は、次のようにします:
    1. 必要に応じて、行、列または両方を追加します。
    2. 新しい行、列または両方に、メンバー名を入力またはコピーします。
    3. 「リフレッシュ」をクリックします。

      無効なメンバー・セルが強調表示され、対応するデータ・セルに#InvalidMemberが表示されます。

    4. 無効なメンバー・セルをレビューし、メンバーのタイプミスや欠落を修正して、「リフレッシュ」をクリックします。
    5. 無効なメンバーがすべて修正されるまで、前のステップを繰り返します。

    詳細は、フレックス・フォームでの無効なメンバーの保持を参照してください。

  6. オプション: フォーム内のセルを右クリックし、コンテキスト・メニューから「Smart View」を選択して、プロバイダのアクション・メニュー項目を選択します:
    • ビジネス・ルールを実行するには、ビジネス・ルールの名前を選択します。
    • フレックス・フォームまたは単純なフォームを開くには、開くフォームを選択します。

    フレックス・フォームでは、前述のアクションのみアクション・メニューでサポートされています。

    注:

    アクション・メニューのオプションは、選択したメンバーまたはデータ・セルによって異なる場合があります。使用可能な選択肢は、フォーム定義によって異なります。
  7. 「リフレッシュ」をクリックします。

    リフレッシュ時に、Oracle Smart View for Officeでは変更が維持され、無効なメンバーはフォームから削除されます。

    注:

    「データの送信」ボタンは、リフレッシュ後にのみ有効になります。ただし、変更したフォーム・レイアウトはサーバーに格納されず、現在のセッションのコンテキストでのみ維持されます。

  8. 変更したデータを送信するには、プロバイダのリボンで「データの送信」をクリックします。

    注:

    「データの送信」ボタンは、リフレッシュ後にのみ有効になります。

  9. 元のフレックス・フォームのレイアウトに戻すには、フレックス・フォームを再度開きます。

    変更したフォームはサーバーに格納されず、現在のセッションのコンテキストでのみ維持されます。フレックス・フォームを再度開くと、フレックス・フォームのレイアウトは元の状態に戻ります。