データ・ソース・タイプ: Planning、Planningモジュール、Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Tax Reporting
グリッドを設計する際は、カスタムのExcelフォーマットとOracle Smart View for Officeのセル・スタイル間に競合が発生しないように注意してください。
一部のアド・ホック分析操作では、保持されないExcelフォーマットがあります。特定の操作を実行した後には、フォーマットを再適用する必要があります。
保存済のアド・ホック・グリッドを開くと、Smart Viewでは、Planningサーバーに保存されたフォーマットの保持が試行されます。さらにアド・ホック操作を実行すると、既存のフォーマット操作が適用されます; たとえば、「Excelフォーマットの使用」やセルのスタイルです。
カスタムのExcelフォーマットをアド・ホック操作に保持するには、「オプション」ダイアログ・ボックスの「フォーマット」ページで、「Excelフォーマットの使用」と「操作時にフォーマットを移動」オプションを選択します。
「操作時にフォーマットを移動」オプションが有効になっている場合、特にアド・ホック操作中に、フォーマットがパフォーマンスに影響します。
規模の大きいフォーム(セルが20,000個以上のフォームなど)でフォーマットの保存は推奨されません。
Smart Viewに表示されるグリッドと、Oracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスでブラウザに表示されるグリッドには違いがあります。保存済のグリッドがEPM Cloudに表示される場合、Smart Viewに表示される際と同じように表示されないフォーマットがあります。ビジネス・プロセスのフォーマットは、可能なかぎりSmart Viewと同じように表示されます。
管理者が、フォームに特定のフォーマットを定義している場合があります。エンド・ユーザーは、このフォーマットを上書きしてフォームに保存できます。その後、管理者がEPM Cloudビジネス・プロセスでそのフォームに選択したオプションに基づいて、管理者のフォーマットにマージされます。詳細は、EPM Cloudのドキュメントを参照してください。
フォーマットの保存機能は、複合フォームでサポートされていません。
保存されているグリッドから起動されたアド・ホック分析は、グリッドの一部として保存されたフォーマット・オプションを継承します。
保存されたグリッドから生成されたアド・ホック・グリッドにSmart Viewのセル・スタイルまたはExcelフォーマットの使用オプションを使用するには、次のステップを実行します:
保存されているグリッドをフォームとして開きます。
「Planning」リボンの「フォーマット」グループで、「適用」、「なし」の順に選択します。
「保存」をクリックして、EPM Cloudビジネス・プロセスにフォームを保存し直します。
保存したフォームを使用して、アド・ホック分析を実行します。
ユーザー変数または代替変数がPOV上(行や列ではなく)にある場合は、ユーザー変数または代替変数のフォーマットを変更してフォームをリフレッシュした後も、フォーマットは保持されます。
Excelフォーマットおよびカスタム・スタイルは静的グリッドでの使用を意図しています。次の操作からグリッドを変更すると、フォーマットが無効になる可能性があります。
POV
抑制オプション
マージされたセル
繰返しメンバー・ラベルのオプションの有効化またはクリア
フォーム定義へのメンバーの追加
行または列に対してユーザー変数または代替変数を使用している場合のユーザー変数または代替変数の変更。
フォーマットを保存した後、フォームには最新の行と列の組合せのフォーマットのみが保持されます。
サポートされているネイティブExcelフォーマットは、Smart ViewのフォームでサポートされるネイティブExcelフォーマット、およびフォームがWebアプリケーションで表示される場合にフォーマットがサポートされるかどうかをまとめています。