Financial Reportingのイメージと完全にフォーマットされたレポートの接続の変更

Oracle Hyperion Financial Reportingの完全にフォーマットされたレポートまたはイメージの接続を「プライベート接続」ダイアログを使用してOfficeドキュメント内で変更できます。このダイアログには「Smart View」リボンの「接続」ボタンからアクセスします。

これは、部門間でOfficeドキュメントを共有する場合や、テスト環境から本番環境に移行する際に便利です。

始める前に、次のことを確認してください。

  • 変更先のデータ・ソースに、元のデータ・ソースと同じフォルダ構造とレポートが含まれている必要があります。

  • 次のようにFinancial Reportingのレポートを処理しています。

    • Excel: 完全にフォーマットされたレポートまたはイメージ

    • PowerPointおよびWord: イメージ

注:

この手順は、Excel、WordまたはPowerPointのFinancial Reportingの完全にフォーマットされたレポートに使用できます。OfficeドキュメントでFinancial Reportingの問合せ対応レポートおよび関数のグリッドの接続を変更するには、Officeドキュメント内の接続の変更を参照してください。

Financial Reportingのエンティティの接続を変更するには:

  1. WordでFinancial Reportingのエンティティを選択します。
  2. 「Smart View」リボンで「接続」、「Reporting and Analysisドキュメント」、「接続の編集」の順に選択します。

    「Smart View」リボンの「接続」ボタンからドロップダウン・メニューが表示され、「Reporting and Analysisドキュメント」オプションが展開されて「接続の編集」オプションが選択されています。
  3. 「プライベート接続」ダイアログ・ボックスでドロップダウン・メニューからデータ・ソースを選択し、ツリーでデータ・ソース名を選択して「OK」をクリックします。

    ダイアログの上部のテキスト・ボックスに接続が示され、ダイアログの中央でデータ・ソース・フォルダ構造が展開された「プライベート接続」ダイアログ・ボックスを表示しています。ダイアログの下部には「接続」コマンドがあります。

    注:

    リリースによってFinancial Reportingデータ・ソースの接続構文は異なります。

    • Oracle Hyperion Reporting and Analysis - リリース11.1.2.4.7xx以前:

      http(s)://servername:port/raframework/browse/listXML

    • Oracle Financial Reporting Document Repository - リリース11.1.2.4.9xx以降:

      http(s)://servername:port/hr/modules/com/hyperion/reporting/web/repository/HRRepositoryXML.jsp
  4. ログインするよう求められたら、新規データ・ソースのユーザー名とパスワードを指定します。

    「Workspaceドキュメントのインポート」ダイアログが表示されます。

  5. 「Workspaceドキュメントのインポート」で終了ボタンが有効な場合、これをクリックします。
  6. Officeドキュメントをリフレッシュします。
    リフレッシュが完了すると、更新されたページの数を示すメッセージが表示されます。
  7. Officeドキュメント内の他のエンティティについてこの手順を繰り返します