レポートの行の選択

レポートに表示される行を選択できます。この選択はいつでも変更できます。

行には、Entity Currency、Entity Curr Adjs、Entity Curr Total、Parent Currency、Parent Curr Adjs、Parent Curr Total、Parent Adjs、Parent Total、Proportion、Elimination、Contribution、Contribution AdjsおよびContribution Totalを表示できます。

列には、金額、カスタム勘定科目、ICP、借方、貸方、IDまたは備考を表示できます。

該当するオプションの選択を解除することにより、一部の取引詳細またはディメンションを抑制できます。たとえば、レポートに仕訳詳細のみを表示する場合、仕訳オプションのみを選択したままにして、その他すべての行の表示オプションの選択を解除できます。勘定科目で使用されないため、Custom列も抑制する場合は、列の表示からこれらのオプションの選択を解除できます。

Value列には、すべての値メンバーが含まれています。親メンバーの通貨がエンティティの通貨と同じである場合、Parent Currencyに関連する値メンバーの表示は、重複する情報であるため省略されます。Amount列には、データ・サブキューブからの金額が含まれます。各取引詳細の金額は、データ・セルの符号に応じてDebitまたはCredit列に格納されます。

Remarks列には、金額に関する追加情報が含まれます。「値」ディメンションに応じて、金額が「入力」、「計算済」または「計算結果」であるか、監査取引に「種類」パラメータを使用するかなど、いくつかの使用可能な備考コメントを入力できます。前のレコードに関する情報を含めることもできます。エンティティの詳細取引レポートの主な目的の1つは、データベースに格納されている金額を構成したすべての取引レコードを表示することです。「前のライン・アイテムの詳細」、「仕訳」および「取引」の備考は、データベースに格納されている金額がライン・アイテム詳細、仕訳調整、連結消去、および前の期間からの派生データである可能性があることを示しています。

表27-2 Remark列で使用可能な値

「値」ディメンション Remark

エンティティ通貨

  • 入力

  • 計算済

  • 前のライン・アイテムの詳細

  • 計算結果

調整

  • 計算済

  • グループのラベル

  • 前の仕訳

  • 計算結果

比例/消去

  • 種類

  • 前の取引

  • 計算結果

レポートの行を選択するには:

  1. エンティティの詳細レポートの開始の説明に従って、エンティティの詳細レポートを開始します。
  2. 「エンティティの詳細」ダイアログ・ボックスで、「表示」「行」の順に選択し、表示する行を選択するか、「すべて表示」を選択します。

    表示を選択できる行タイプは、次のとおりです。