HsGetSheetInfo

適用対象: PlanningPlanningモジュールFinancial Consolidation and CloseTax Reporting

説明

HsGetSheetInfoは、現在のシートの詳細情報をプロパティごとに取得します。次のシート・プロパティを取得してシートに表示できます。

Table 12-2 HsGetSheetInfoの詳細

文字列等価 シート情報

最後の取得

シートで最後のリフレッシュが実行された日時

シート・タイプ

フォーム、アド・ホック、複数のグリッド・アド・ホック、関数、またはスマート・フォーム

サーバー

シートの接続先のサーバー

アプリケーション

シートの接続先のアプリケーション

キューブ

シートの接続先のキューブ

URL

シートの接続先のURL

別名表

現在の別名表

プロバイダ

シートの接続先のデータ・ソース・タイプ

次のシート・プロパティの表示はサポートされていません:

  • ユーザー
  • わかりやすい名前
  • 説明
  • プロバイダURL

構文

HsGetSheetInfo("<string equivalent>")

構文情報の詳細は、構文のガイドラインを参照してください。

Example 12-6 基本的な例

この例では、HsGetSheetInfoはシートにフォーム、アド・ホック、複数のグリッド・アド・ホック、関数、またはスマート・フォームが含まれているかどうかを通知します。

HsGetSheetInfo("Sheet Type")

ノート

  • 無効なシート・プロパティを入力した場合、この関数は「該当なし」の値を返します。
  • 複数のグリッド・アド・ホック・シートでは、HsGetSheetInfoは常に最初に挿入されたグリッドに関する情報を表示します。シートで最後にリフレッシュが実行された日時を見つけるために「最後の取得」プロパティを使用した場合、HsGetSheetInfo関数は、シートで最後に取得されたグリッドが2番目のグリッドであっても、最初のグリッドの取得時刻を表示します。ただし、「シート情報」ダイアログを起動して正しい最終取得時刻を確認するか、シートをもう一度リフレッシュして一貫した時刻を取得できます。
  • 複数の接続からのグリッドを持つ複数のグリッド・アド・ホック・シートの場合、HsGetSheetInfo関数は、シートで現在アクティブな接続に関係なく、最初の接続のシート・プロパティのみを取得します。

    たとえば、複数グリッドのアド・ホック・シートに2つの異なる接続からの2つのアド・ホック・グリッドがあり、URLプロパティを使用する場合、HsGetSheetInfo関数は、シートで最初に接続されたグリッドの接続URLのみを表示します。

  • アド・ホック・グリッドのセル・スタイルが有効になっている場合、HsGetSheetInfo関数を使用して追加したシート・プロパティを変更すると、関数セルがダーティとして表示されます。たとえば、シートに追加されたURLシート・プロパティをキューブに変更すると、関数セルはキューブ名を表示するためにリフレッシュされますが、ダーティとして表示されます。このような場合は、「リフレッシュ」をクリックしてダーティな背景色を削除します。