共有変数のリフレッシュ

レポート・パッケージに共有変数が追加されると、サービスによって、レポート・パッケージの所有者にこれらの変数の変更が通知されます。レポート・パッケージの所有者は、レポート・パッケージ内の変数をリフレッシュし、更新済の値を受け取ってレポート内で処理する必要があります。

通常、新規値を受け取るには、共有変数値の変更とレポート・パッケージのリフレッシュが必要になります。レポート・パッケージ内で選択された値セットの値に対する変更に関する通知は、レポート・パッケージの所有者のみが受け取ります。

完了または最終ステータスのレポート・パッケージについては、共有変数の変更が通知されません。変数リスト内の共有変数を更新するには、「共有変数リストの管理」を参照してください。

レポート・パッケージから共有変数をリフレッシュするには、次のステップを実行します:

  1. 「変数」タブ変数タブをクリックします。
  2. 「処理」をクリックし、「共有変数」を選択して、「リフレッシュ」をクリックします。
  3. リフレッシュが正常に完了した場合は、確認ダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。
  4. 変数のリフレッシュ・プロセスでなんらかの問題が見つかった場合は、変数と特定された問題を示す警告ダイアログが表示されます。「はい」をクリックしてリフレッシュを完了するか、「いいえ」をクリックしてリフレッシュを取り消します。
共有変数のリフレッシュは、次の状況で失敗する可能性があります:
  • 変数リスト内で共有変数を検索できません。
  • 変数リスト内で共有変数の値セットを検索できません。
  • 変数リストを検索できません。

リフレッシュに失敗する共有変数では、警告アイコンが表示され、#Missingの値があります。

これらの変数は、他の共有変数に再マップするか、静的変数に変換できます。詳細は、「共有変数の再マップ」および「共有変数から静的変数への変換」のトピックを参照してください。

変数リスト内で値セットが見つからない場合は、共有変数リストで値セットを更新して、共有変数で値を移入できます。詳細は、共有変数リストの値セットの変更を参照してください。