Microsoft Wordベースのスタイル・サンプルのFAQ
スタイル・サンプル文書にカスタム・スタイルが含まれています。このスタイルはレポート・パッケージでも保持されますか。
はい。使用するレポート・パッケージのスタイル・サンプル文書にカスタム・スタイルが含まれ、かつ、その文書内にカスタム・スタイルの例が含まれている場合、スタイルは保持され、レポート・パッケージ内の任意のドックレットで使用できます。たとえば、使用するレポート・パッケージのスタイル・サンプル文書にHeadlineという名前のカスタム・スタイルが含まれている場合は、文書作成者がダウンロードするすべてのドックレットでこのHeadlineスタイルを確実に使用できるようにするために、スタイル・サンプルをアップロードする前に、サンプル文書にHeadlineスタイルのテキストを入力します。
ドックレットにカスタム・スタイルが含まれています。このスタイルはレポート・パッケージでも保持されますか。
個別のドックレットに、レポート・パッケージのスタイル・サンプル文書には含まれていないカスタム・スタイルが含まれている場合、そのスタイルはそのドックレットでのみ保持されます。レポート・パッケージ内のその他のドックレットでは、そのスタイルは使用できません。たとえば、Section Headerという名前のカスタム・スタイルが、ドックレットには含まれ、レポート・パッケージのスタイル・サンプルには含まれていない場合、そのドックレットではSection Headerスタイルを使用できますが、その他のドックレットでは使用できません。レポート・パッケージ内のすべてのドックレットでカスタム・スタイルを使用できるようにするには、レポート・パッケージのスタイル・サンプル文書にカスタム・スタイルを追加して、スタイル・サンプルを再度アップロードしてください。
スタイル・サンプル文書に、Microsoft Wordのデフォルト・スタイルから変更したスタイルが含まれています。このスタイルはレポート・パッケージで保持されますか。
Microsoft Wordのデフォルト・スタイルのいずれかを変更した場合、変更したスタイルが保持されるようにするには、文書内にそのスタイルの例を作成する必要があります。たとえば、スタイル・サンプル文書で、番号を含めるために「見出し 1」および「見出し 2」を変更したとします。文書内でこれらの見出しを使用することなくスタイル・サンプル文書をアップロードすると、Wordのデフォルトの「見出し 1」および「見出し 2」によって変更が上書きされます。変更が保持されるようにするには、文書内に「見出し 1」および「見出し 2」の例を作成する必要があります。
ドックレットをアップロードしたとき、そのドックレットの先頭のテキストが、前のドックレットの末尾のテキストにマージされました。自分のドックレットが必ず新しいページから始まるようにするには、どうすればよいですか。
デフォルトでは、ドックレットは、前のドックレットと、間に改ページを入れずにマージされます。これは、ドックレットは段落レベルで定義でき、最終レポートで複数のドックレットを1ページにまとめて表示できるためです。ドックレットを強制的に新しいページから始めるには、ドックレットをレポート・パッケージにアップロードする前に、Microsoft Wordでドックレットの先頭に改ページを挿入する必要があります。
同様に、別のドックレットのテキストが自分のドックレット・テキストの末尾に追加されないようにするには、ドックレットをレポート・パッケージにアップロードする前に、ドックレットの末尾に改ページを挿入します。
注:
改ページを挿入して、横方向のドックレットが縦方向のドックレットにマージされないようにすることもできます。デフォルトでは、スタイル・サンプルによってすべてのページが同じ方向に揃えられますが、ドックレットの文書作成者はスタイル・サンプル設定を上書きできます。改ページを使用して、方向が異なるページがマージされないようにしてください。
ドックレットに複数のセクション区切りが含まれています。スタイル・サンプルは各セクションに適用されますか。
ドックレットにMicrosoft Wordのセクション区切りが複数含まれている場合、ドックレットをアップロードすると、スタイル・サンプルは最初と最後のセクションにのみ適用されます。このため、各セクションのページ設定がスタイル・サンプルによって上書きされることなく、ドックレットをカスタマイズできます。たとえば、ドックレットが次のもので構成されているとします。
導入テキスト
横モードのチャート
ページ上で中央揃えされている、チャートについて説明する段落
結びのテキスト
各要素の間にWordのセクション区切りがある場合、スタイル・サンプルは最初と最後のセクションにのみ適用され、その他2つのセクション(横モードのチャートおよび中央揃えされた説明テキスト)の書式設定は変更されません。
ドックレットの行番号について、前のドックレットから続けて採番するにはどうすればよいですか。
一部の法的文書など、ドックレットでMicrosoft Wordの行番号機能を使用している場合、ドックレットをレポート・パッケージにアップロードするときに、「行番号」ドックレット属性を次の方法で使用できます。
レポート・パッケージのスタイル・サンプルでは行番号を使用していないが、ドックレットでは使用している場合は、「行番号」チェック・ボックスを選択して、ドックレットの行番号を保持します。
レポート・パッケージのスタイル・サンプルでは各行に番号を付けているが、ドックレットでは1行置きに番号を付けている場合、ドックレットで引き続き1行置きに番号を付けるには「行番号」チェック・ボックスを選択し、ドックレット属性を上書きして各行に番号を付けるにはチェック・ボックスの選択を解除します。
ドックレットの番号付きリストについて、前のドックレットから続けて採番するのではなく、採番を再開するにはどうすればよいですか。
番号付きリストのある複数のドックレットがレポート・パッケージにマージされると、1つのドックレット内の最初のリスト・エントリはデフォルトで「前のリストから継続する」に設定され、前のドックレットのエントリから続けて採番されます。採番がドックレット内で新しいリストとして開始されるようにするには、次の回避策を実行します。
リストの最初のエントリとして新しいエントリを追加します。
リストの2番目のエントリを選択して「番号の設定」を「新しくリストを開始する」に更新し、適切な「開始番号:」1を設定します。
2番目のエントリでリストが開始されるようになります。
リストの最初のエントリを削除します。
これにより、ドックレット・ファイル内の採番設定の上書きが保存されます。
ドックレットをアップロードしてチェックインします。
現在のバージョンのスタイル・サンプルとして前のバージョンのレポートをアップロードしたところ、レポート・パッケージにドックレットを追加するのに数秒かかるようになりました。
スタイル・サンプルとしてサイズの大きいファイルをアップロードすると、ドックレットを追加するときのシステム・パフォーマンスに影響することがあります。レポートで使用する必要があるページ設定を含めるのに必要な最小限の大きさのファイルを使用してください。前のバージョンのレポートを使用する場合は、使用するスタイルを含む関連ページ以外のすべてのページを削除することを検討してください。
Microsoft PowerPointベースのスタイル・サンプルのFAQ
ドックレットを追加しようとすると、次のエラーが表示されます。「アップロードしたPowerPoint文書には、サンプル・スタイルと異なるサイズのスライド・マスターが含まれています。スライド・マスターのサイズ設定がサンプル・スタイルのものと一致するようにしてください。」
ドックレットをアップロードするには、ドックレットのスライドがレポート・パッケージのスタイル・サンプルのスライドと同じサイズである必要があります。たとえば、ドックレットのスライドのサイズが「画面に合わせる (4:3)」で、レポート・パッケージのスタイル・サンプルのスライドのサイズが「画面に合わせる (16:9)」である場合、ドックレットをアップロードするには、ドックレットのスライドのサイズを変更する必要があります。
ドックレットで、デフォルト・スライド・レイアウトからスライドを変更しました。このドックレットをアップロードしたとき、そのスライドの変更が保持されていませんでした。
レポート・パッケージにドックレットをアップロードすると、すべてのスライドがデフォルト・レイアウトにリセットされます。デフォルトのスライド・マスターからスライドを変更した場合は、それらの変更がリセットされてデフォルトに戻ります。たとえば、スライドのテキスト・ボックスのサイズを変更してイメージの場所を確保した場合は、ドックレットをアップロードするとテキスト・ボックスが元のサイズにリセットされます。ただし、ドックレットのスライド・マスターにレイアウトを追加すると、これらの新しいレイアウトはドックレット内に存続します。そのため、変更されたテキスト・ボックス・サイズを保持する場合は、そのレイアウトをドックレットのスライド・マスターに追加する必要があります。
たとえば、スライド全体を横切るテキスト・ボックスを含む「Title and Content」という名前のスライド・レイアウトが設定されたドックレットで作業をしているとします。テキスト・ボックスのサイズを変更してスライドの半分に表示されるようにして、付属するイメージを追加する必要があるとします。テキスト・ボックスのサイズを変更して、イメージを追加し、ドックレットをアップロードすると、「Title and Content」のデフォルト・レイアウトにスライドがリセットされるため、テキストがイメージと重なってしまいます。かわりに、サイズ変更されたテキスト・ボックスが設定された新しいスライド・レイアウトを(たとえば、「Title, Text, and Image」という名前で)追加します。ドックレットをアップロードすると、新しいスライド・マスターがコピーされて、そのドックレットに存続します。