レビュー・フェーズでは、レビュー担当者がフィードバックを提供し、質問し、変更を提案します。
レビュー・フェーズには次のような利点があります。
複数のレビュー・サイクル
レビュー・フェーズでは、複数のレビュー担当者が異なるバージョンのレポートをレビューできます。たとえば、マネージャがレポートの最初の下書きをレビューし、役員が2番目の下書きをレビューし、経営陣が3番目の下書きをレビューできます。
レビューの割当ては、領域別に指定できます。ユーザーには、レポート全体、レポートのセクションまたはドックレットのレビューを割り当てることができます。
スレッド化されたコメント
レビュー担当者は、レポートの様々な領域に対してコメントを追加することで、フィードバックを提供します。これらのコメントはスレッド化され、他のレビュー担当者がディスカッションに参加できるようになっています。レビュー担当者は、コメントに添付ファイルまたはリンクを追加して、サポート詳細を提供できます。未処理の問題に対処した後、レビュー担当者がコメントをクローズできます。
注:
コメントはコンテキスト内のレビュー・サイクル間で保持されるため、レビュー担当者は、以降の下書きでコメントがどのように対処されたかを確認できます。
複数のプラットフォーム
次の方法でレポートにコメントを追加できます。
デスクトップまたはモバイルWebブラウザ
Microsoft Office (Oracle Smart View for Officeを使用)
プロセス・レポート
プロセス・レポートを使用すると、レポート・パッケージの所有者が、次の2つのレベルでレビュー・フェーズのステータスを表示できるようになります。
サマリー・レベル: レビュー・フェーズ全体の完了パーセント、完了したレビューの数およびパーセント、オープン・コメントの数、レビュー・フェーズの期日および残り時間などの、レビュー・フェーズ全体のステータスが提供されます。
ドックレット・レベル: ドックレットごとの完了したレビュー数、各ドックレットに対するオープン・コメントとクローズ・コメントの数などの、ドックレットごとのレビュー・ステータスが提供されます。