ルールセットのインポートおよびエクスポート

「構成可能な連結」ページから、作成した構成可能な連結ルールセットをエクスポートし、別のアプリケーションにインポートできます。ルールセットのインポート先のアプリケーションに、ソース・アプリケーションと同じメタデータ、ディメンションとメンバー、連結メソッドおよび属性/UDAがある必要があります。ルールセットをインポートまたはエクスポートするには、サービス管理者である必要があります。

ルールセットはXMLファイルとしてエクスポートおよびインポートされ、このファイルはテキスト・エディタで編集できます。

表19-8 インポート・プロセス - ルールセット・ステータス

ターゲット - インポート前のステータス ターゲット - インポート後のステータス コメント

ルールセットは存在しません

デプロイ解除済

ルールセットがターゲット・アプリケーションに追加されます。

デプロイ解除済

デプロイ解除済

インポートされたルールセットによりルールセットが上書きされます。

デプロイ済

デプロイ後に変更済ステータス

インポートされたルールセットにより、ルールセットのデプロイ解除済のコピーが上書きされます。ルールセットのデプロイ済バージョンは影響を受けません。

デプロイ後に変更済ステータス

デプロイ後に変更済ステータス

インポートされたルールセットにより、ルールセットのデプロイ解除済のコピーが上書きされます。ルールセットのデプロイ済バージョンは影響を受けません。

インポートされたファイル内のルールセットのデプロイ済バージョン(タグdeployed_status =true)は無視されます。インポート・プロセスでは、ルールセットのデプロイ解除済バージョン(タグdeployed_status = false)のみが考慮されます。

表19-9 エクスポート・プロセス - ルールセット・ステータス

ルールセット・ステータス エクスポートされたXMLコンテンツ

デプロイ解除済

単一エントリのConsolidationRuleSet要素(タグdeployed_status = false)

デプロイ済

単一エントリのConsolidationRuleSet要素(タグdeployed_status = false)

デプロイ後に変更済ステータス

2つのバージョン:

  • ルールセットのデプロイ済バージョン(deployed_status = true)
  • ルールセットの変更済バージョン(deployed_status = false)

「構成可能な連結」ページにアクセスするには:

  1. ホーム・ページで「アプリケーション」「連結」の順にクリックします。

  2. 「連結プロセス」ページで「連結」タブ、「構成可能な連結」の順に選択します。

ルールセットのインポート

ルールセットをインポートするには:

  1. ルールセットの「構成可能な連結」リストで、「インポート」をクリックします。

  2. XMLソース・ファイルを選択し、「インポート」アイコンをクリックします。

    ルールセットおよびそこに含まれるすべてのルールがインポートされます。いずれかのルールにエラーがある場合は、ルールセットをインポートできません。

  3. ステータスはジョブ・コンソールでモニターできます。ステータスを表示するには、「アプリケーション」「ジョブ」の順にクリックし、「最近のアクティビティ」を確認してジョブのステータスと詳細を確認します。

ルールセットのエクスポート

ルールセットをエクスポートするには:

  1. 「構成可能な連結」ルールセット・リストで、1つ以上のルールセットを選択し、「エクスポート」をクリックします。

    個々のルールセットをエクスポートするには、省略記号アイコンをクリックし、「エクスポート」メニュー・オプションを選択することもできます。

    「エクスポート」オプションは、少なくとも1つのユーザー定義ルールセットが選択されている場合にのみ有効になります。

  2. 「エクスポート」を選択すると、ジョブが送信されます。ステータスはジョブ・コンソールでモニターできます。ステータスを表示するには、「アプリケーション」「ジョブ」の順にクリックし、「最近のアクティビティ」を確認してジョブのステータスと詳細を確認します。

  3. エクスポート・ジョブが正常に完了すると、エクスポートされたXMLファイルを「ジョブの詳細」ページからダウンロードできます。