シナリオ、年および期間、または期間範囲から選択したエンティティのデータをクリアできます。ロックされているエンティティのデータはクリアできません。
データをクリアするには、そのデータへの書込みアクセス権があるサービス管理者である必要があります。
クリアできるのは、次のタイプのデータです。
標準データ(仕訳を含む)
オーバーライド・データ— 履歴レート・オーバーライド勘定から「Override Rates」フォームに入力されたレートおよび金額
レート・データ— グローバル通貨レートのデータ
クリア・プロセス後、エンティティの計算ステータスは「影響」に変わります。連結を実行して値を更新する必要があります。子のデータをクリアすると、親エンティティのステータスも「変更済」に変わります。「データなし」のエンティティは、クリア・プロセスの一環に含まれません。
メンバーの選択
シナリオ、年、期間、エンティティおよびデータ・ソースのメンバーを選択する必要があります。
オプションで、勘定科目、増減、会社間、複数GAAPおよびカスタム・ディメンションのメンバーを選択できます。これらのディメンションのメンバーを選択しない場合は、レベル0のすべてのメンバーが含まれます。
「メンバー選択」では、代替変数とユーザー変数を使用することもできます。
これらのディメンションで次のメンバーは固定なので、データのクリア・プロセスで選択することはできません。
ビュー - 期別
通貨 - エンティティ通貨
連結 - エンティティ入力
データ・ソース・メンバー
仕訳詳細のあるデータをクリアするには、データ・ソースのメンバーとして仕訳入力を選択します。転記済の仕訳の転記が戻され、データ・セル値がクリアされます。サポートする未転記の仕訳は削除されません。未転記の仕訳を後から削除する場合は、手動で削除できます。
データ・ソースの補足データ・メンバーを選択すると、「補足データ」フォームから転記されたデータは「転記の戻し済」ステータスに戻されます。
シード済データ・ソース・メンバーFCCS_No Data Sourceにはカスタム値に加えてシステム値が保管されるため、データ・ブロックはデータのクリア・プロセスの一部としてクリアされません。データ・ソース・メンバーとして「FCCS_No Data Source」を選択した場合、「FCCS_No Data Source」を含むデータのクリア交差が実行された後、指定したシナリオ、年、および期間に対してClearEmptyBlocksルールも実行することをお薦めします。
データのクリア・プロファイル
データのクリア・プロセスのメンバーを選択した後に、メンバーをデータのクリア・プロファイルとして保存できます。これにより、データのクリア・プロセスの情報を後で取得でき、メンバーを再度選択する必要はありません。データのクリア・プロファイルの使用を参照してください。
データをクリアするには、次の手順に従います。