簡易ディメンション・エディタでのディメンション・プロパティの編集

簡易ディメンション・エディタで「ディメンション・プロパティの編集」タブを開くには、ホーム・ページで「アプリケーション」をクリックし、「概要」をクリックします。「ディメンション」をクリックしてから、ディメンション・プロパティを表示するディメンションの名前をクリックします。

表12-1 ディメンション・プロパティ

プロパティ

ディメンション

ディメンション全体で一意である名前を入力します。

説明

オプション: 説明を入力します。

「別名表」および「別名」

オプション: 別名表を選択します。ディメンションの代替名を入力します。

別名表の操作を参照してください。

キューブ

ディメンションが有効になっているキューブを選択します。このオプションをクリアすると、ディメンションのすべてのメンバーが、選択を解除したキューブに対して無効になります。

2パス計算

親メンバーまたは他のメンバーの値に基づいてメンバーの値を再計算します。「動的計算」プロパティで、勘定科目およびエンティティ・メンバーに使用できます。

セキュリティの適用

ディメンション・メンバーにセキュリティの設定を行います。ディメンション・メンバーにアクセス権を割り当てる前に選択してください。そうしない場合、ディメンションにセキュリティが設定されず、ユーザーはメンバーに無制限にアクセスできます。

データ・ストレージ

データ・ストレージ・オプションを選択します。デフォルトは「共有しない」です。

  • 保管 - メンバーの保管データ値。

  • 動的計算 - メンバーのデータ値を計算し、値を無視します。

  • 共有しない - 同じディメンション内のメンバーでデータ値を共有することを禁止します。

  • ラベルのみ - メンバーに関連付けられたデータがありません。

  • 共有 — 同じディメンション内のメンバーでデータ値を共有することを許可します。

データ・ストレージ・オプションを参照してください。

表示オプション

「メンバー選択」ダイアログ・ボックスのアプリケーションのデフォルト表示オプションを設定します。メンバーまたは別名を表示するには、「メンバー名」または「別名」を選択します。「メンバー名:別名」では、左側にメンバーが表示され、右側に別名が表示されます。「別名:メンバー名」では、左側に別名が表示され、右側にメンバーが表示されます。

階層タイプ

集約ストレージ・キューブにバインドされたディメンションに使用できます。集約ストレージ・ディメンションは、複数階層をサポートするために自動的に有効になります。複数階層のディメンションの最初の階層は「保管済」である必要があります。

「保管済」階層タイプのメンバーについては、有効なキューブ集約オプションは「加算」または「無視」のみです。保管階層で、最初のメンバーを「加算」に設定する必要があります。「動的」階層タイプのメンバーについては、すべてのキューブ集約オプションが有効です。「ラベルのみ」メンバーの子ではない「保管済」階層では、集計演算子として「加算」を指定する必要があります。「ラベルのみ」メンバーの子は「無視」に設定できます。

カスタム属性

ディメンションのカスタム属性の「作成」または「同期」をクリックします。