エンタープライズ仕訳のターゲット属性の作成

ターゲットでエクスポート・プロセスに必要な属性を指定し、ビジネス要件に固有のカスタム属性を定義できます。属性は性質上定数の可能性があり、また仕訳テンプレートでのマッピングに使用できます。属性を追加、削除、インポートおよびエクスポートしたり、属性の順序を調整することができます。

エンタープライズ仕訳では、Cloud Financialsターゲットにシード済属性が用意されています。Cloud Financialsを使用していない場合は、手動で属性を追加する必要があります。

ターゲット属性を作成するには:

  1. ホーム・ページで、「アプリケーション」をクリックして、「エンタープライズ仕訳」をクリックします。

  2. 左側の「ターゲット」タブをクリックします。

  3. 「新規」(+)または「編集」をクリックしてターゲットを開き、「属性」タブを選択します。

  4. 属性を追加するには、「追加」(+)をクリックします。

  5. 属性の「名前」を入力します。

  6. 属性の「データ型」を選択します:

    ターゲット・タイプとしてCloud Financialsを選択した場合、属性とそのタイプがデフォルトでロードされます。必要に応じて、それらを含めたり除外したり、追加属性を追加または削除することができます。

    次のデータ型がサポートされています:

    • 日付 - デフォルトの日付がユーザー・プリファレンスからプリロードされていますが、属性に応じて変更できます。
    • 整数
    • 数値 - 数値は常に小数点でフォーマットされることに注意してください。
    • テキスト
    • True/False
    • はい/いいえ

    ターゲットをテンプレートに関連付けた後は、属性タイプを変更できません。

  7. 必須 - 属性が必須であるかどうかを選択します。

    ターゲット・タイプとして「Cloud Financials」を選択した場合、必須パラメータがデフォルトでロードされます

  8. フィールド・タイプ - 属性のフィールド・タイプを選択します:

    • 借方
    • 貸方
    • 金額

      注:

      適切なデータ入力を確認するために、借方/貸方および金額合計に対して検証を実行できます。2つの検証があります。ユーザーは、「借方」と「貸方」の2つの列がある仕訳、または「金額」列のみがある仕訳を作成できます。仕訳に「借方」列と「貸方」列がある場合、次のことが検証されます:
      • 「借方」列と「貸方」列の合計が一致する必要があります。一致しない場合は、検証を実行すると「借方貸方合計: 不一致」というエラー・メッセージが表示されます。
      • 1行内で「借方」列と「貸方」列の両方に値を入力できません。空白である必要があります。同じ行内で「借方」列と「貸方」列の両方に値を入力すると、検証を実行したときに次のエラー・メッセージが表示されます: 行番号{ROW_NUM}の借方貸方エントリが無効です。借方または貸方を入力してください

      ただし、仕訳に「金額」列のみがある場合、検証では「金額」列の合計が0であることが確認されます。そうでない場合は、検証を実行すると、次のメッセージが表示されます: 合計金額: 不一致: 合計が無効です。合計金額はゼロである必要があります。

  9. フォーマット - フォーマット・プロパティを選択します。たとえば、日付フォーマット(MM/DD/YYYY)を選択するか、デフォルト・フォーマットを使用します。

  10. 値の設定 - ドロップダウン・リストから、属性値を選択します:

    • 明示

      「明示」を選択した場合は、「値」列に定数を入力します。

    • マップ済

      「マップ済」を選択した場合は、テンプレートでのマッピングに「値」列を使用できます。

    • システム

      次のシステム値は、値の設定に明示的に割り当てることができます:

      • : 仕訳収集の年
      • 期間: 仕訳収集の期間
      • 開始日: 仕訳の有効開始日
      • 終了日(実際): 有効終了日
      • 終了日: 仕訳リストで使用される現在の終了日
      • 策定者名: 名 / 姓
      • 策定者ユーザーID: ログインID
      • 仕訳ID: 仕訳識別子
  11. オプション: 属性をインポートするには、「インポート」、「参照」の順にクリックしてCSVファイルを選択し、「インポート」をクリックします。

    CSVファイルのフォーマットは次のようにする必要があります:

    Name,Datatype,Required,Format,Set Value,Value

    : Journal Name,Text,Yes,Default,Mapped,,

    インポート・オプションは「すべて置換」で、これはデータをソース・ファイルのデータに置き換えます。

  12. オプション: 属性をエクスポートするには、「エクスポート」をクリックして、エクスポート・ファイルの場所を選択します。

  13. オプション: ERPにエクスポートする順序で属性を配置するには、「一番上へ移動」「上へ移動」「下へ移動」および「一番下へ移動」の各アイコンを使用します。

  14. 属性を削除するには、属性を選択して「削除」をクリックします。

  15. 「保存して閉じる」をクリックしてターゲットを保存します。