エンタープライズ仕訳テンプレートのデプロイ

エンタープライズ仕訳テンプレートを作成した後、それを保留中またはオープンしている仕訳期間にデプロイできます。また、以前にデプロイしたテンプレートを再デプロイすることもできます。

エンタープライズ仕訳テンプレートをデプロイすると、選択した期間のテンプレートに関連付けられた定型仕訳が作成されます。また、デプロイされたテンプレートを使用して、アドホック仕訳を作成することもできます。

仕訳テンプレートをデプロイするには、管理者またはパワー・ユーザーである必要があります。

EPM自動化deployEJTemplatesコマンドを使用して、仕訳テンプレートをデプロイすることもできます。Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作を参照してください。

仕訳テンプレートをデプロイするには:

  1. ホーム・ページで、「アプリケーション」をクリックして、「エンタープライズ仕訳」をクリックします。
  2. 左側の「仕訳テンプレート」タブをクリックします。
  3. 「アクション」メニューから「デプロイ」をクリックします。
  4. 「仕訳期間」から、仕訳がデプロイされる期間を選択して「OK」をクリックします。
  5. 「デプロイ」をクリックします。
  6. その期間に関連するすべての仕訳を示す「情報ダイアログのデプロイ」が表示されます。
    • 次のオプションを使用できます:
      • 作成 - デプロイおよび再デプロイ時に作成されるすべての仕訳の数が表示されます。

      • リセット - ワークフローが策定者にリセット(質問または属性に対するすべての更新がクリア)されるすべての仕訳の数が表示されます。キー属性に対する変更がない場合のみ、仕訳に入力されたすべてのデータが保持されます。

      • リフレッシュ - 仕訳テンプレートに加えられた変更に基づいてリフレッシュされるすべての仕訳の数が表示されます。テンプレート属性のプロパティ(デフォルト値、フォーマット、計算、検証など)の変更は、仕訳に反映されます。

      • 削除 - デプロイ解除および再デプロイについて、削除されるすべての仕訳の数が表示されます。

    • 再デプロイ時に、テンプレートに加えた変更がある場合:

      • リセット: テンプレートのプロパティを変更するとき(新しい定型仕訳の追加を除く)、「リセット」オプションを使用して次のことができます:
        • ワークフローが策定者にリセットされるすべての仕訳の数が表示されます
        • 仕訳ヘッダーまたは詳細セクション内に入力されたすべてのデータが保持されます
        • 質問が更新され、すべての回答がクリアされます
        • すべてのコメントが削除されます
      • リフレッシュ: テンプレート属性の編集を完了して属性プロパティが変更されたとき、「リフレッシュ」オプションを使用して次のことができます:
        • 属性、検証および計算の最新フォーマット・プロパティを使用して、仕訳が更新されます
        • 指示、質問およびコメントが保持されます
    • 仕訳テンプレートを再デプロイする場合は、次のオプションが表示されます:

      • すべてのワークフローのリセット - このオプションを選択すると、仕訳に入力されたデータは保持されますが、コメントなど、その他すべてのワークフロー・アイテムはリセットされます。キー属性を変更(追加、削除、編集)した場合は、既存のデータも削除されます。
      • アドホック仕訳の削除 – このオプション(デフォルト)を選択すると、ユーザーが作成したアドホック仕訳が削除されます。このオプションを選択しなかった場合、ユーザーが作成したアドホック仕訳はリフレッシュまたはリセットされます。
  7. 「デプロイ」をクリックします。
  8. デプロイの確認プロンプトで「はい」をクリックします。
  9. デプロイが完了すると、正常にデプロイされた仕訳の合計数が確認ダイアログ・ボックスに表示されます。
    デプロイに失敗した仕訳については、その名前がエラー情報とともに表示されます。

    注:

    定型仕訳の削除: 少なくとも1つの仕訳が特定の期間について転記ステータス「転記進行中」または「転記済」でないかぎり、仕訳期間に対する仕訳テンプレートの再デプロイは成功します。仕訳が仕訳期間についてすでに転記されている場合は、テンプレートを再デプロイすると、「仕訳は転記済のため、仕訳テンプレートは再デプロイできません。」というエラーが表示されます。強制的にクローズされた定型仕訳は、同じ仕訳期間に正常に転記された仕訳がないかぎり、再デプロイメント・プロセスによって削除できます。