エンタープライズ仕訳ワークフロー・パラメータの指定

エンタープライズ仕訳テンプレートで、「仕訳」タブを使用して、開始日および終了日、ワークフロー・ユーザーなど、仕訳ワークフローのパラメータを指定します。

テンプレートのスケジュール開始の設定に基づき、仕訳をいつ使用可能にするかに応じて開始日オフセットを設定します。その日付になるまで、仕訳は保留中ステータスのままです。たとえば、仕訳の開始日オフセットを-25に設定して、そのテンプレートおよび期間に関連する仕訳を期間の終了日の25日前に使用可能にできます。終了日については、開始日が使用され、策定者および承認者の役割のテンプレートで割り当てた期間が加算されます。

アドホック仕訳はいつでも作成できますが、それでも開始日および終了日はテンプレートの設定に従って割り当てられることに注意してください。アドホック仕訳の作成日は、開始日および終了日には関係ありません。

仕訳の遅延通知は、終了日を過ぎると開始されます。

仕訳ワークフローを割り当てるには:

  1. ホーム・ページで、「アプリケーション」をクリックして、「エンタープライズ仕訳」をクリックします
  2. 左側の「仕訳テンプレート」タブをクリックします。
  3. 「仕訳」テンプレート・タブをクリックします。
  4. 「開始タイミング」で、ドロップダウン・リストから値を選択します:
    • スケジュール開始:

      • 終了日 - 期間の終了日。

      • クローズ日 - 期間に指定されたクローズ日。

    • 開始日オフセット - データ収集の開始日。収集日の開始が許可される終了日またはクローズ日の後の日数を決定します。正または負のいずれかの数値です。たとえば、開始日の何日か前にデータを準備できる場合は、-3に設定すると、そこから3日後に収集を開始できます。

  5. 「ワークフロー」で、次の値を選択します:
    • ワークフロー・オプション - オプションを選択します。

      • 策定

      • 策定して承認

      • 策定し、承認してから転記

      • 策定して転記

      • 転記

    • 承認のレベル - 承認者のレベルを最大10個選択します。

    • 承認者表示アクセス権 - オプションを選択します:

      • 常時 - 承認者は、策定者が送信する前でも仕訳データを表示できます

      • ワークフロー - 承認者は、ワークフローに基づいて担当になったときにのみ仕訳データを表示できます。これがデフォルトのオプションです。

        ワークフローに基づいて承認者がデータを表示できない場合、ワークフロー内の自分のレベルまで仕訳コンテンツが上位に移動されていないため表示できないというエラー・メッセージが表示されます。

    • 転記時にデータをロック - オプション。仕訳がワークフローでクローズされてERPに正常に転記された後に再オープンおよび再デプロイメント機能をシステムで制限するには、このオプションを選択します。これにより、データは影響を受けなくなります。

      このオプションは、次のワークフロー・オプションでのみ使用できます: 「転記」策定 - 転記策定 - 承認 - 転記

    • 期間 - 次に示すユーザーごとに特定のアクションに許可される最大日数

      このデータにより、ワークフロー・オプションに応じて、送信、承認および転記にスケジュールされる完了日が決まります。

    • 準備後に転記 - このオプションを選択した場合、このテンプレートに基づいて作成された仕訳は、準備が完了するとすぐに転記できます。このオプションは、「ワークフロー・オプション」として策定して承認を選択した場合にのみ使用可能になります。
  6. 「ユーザー」セクションでは、「仕訳」および「アドホック」オプションが使用できます。仕訳またはアドホックに対してワークフローおよび参照者ユーザー割当を定義できます。使用可能なフィールドにユーザーを追加できます。
    • 「新規」をクリックします。

    • ユーザーを追加するには:

      • 「仕訳」の場合は、「ワークフロー」を選択し、「策定者」および「承認者」でユーザーまたはグループを選択します。ワークフロー・メンバー・セレクタは、選択したワークフロー・ディメンションに基づいて動的です。
      • 「アドホック」の場合は、名および姓で検索してユーザーまたはグループを選択します。「詳細」をクリックして、ユーザーIDまたは電子メールで検索できます。基本オプション(つまり、名および姓)がデフォルトで表示されることに注意してください。
      • 「検索」をクリックして、検索結果を表示します。このオプションを使用して、ユーザーを追加または削除できます。

      注:

      「アドホックを許可」オプションは「ワークフロー」タブの下に表示され、デフォルトでは表示されません。これは、アドホック・ユーザー・リストの数が0を超える場合のみ移入されます。リストが空の場合、このオプションはオフになります。
    • CSVファイルからユーザーをインポートするには、「インポート」をクリックします:

      • ファイルを選択するには、「参照」をクリックします。
      • 「ファイル区切り文字」に、「カンマ」または「タブ」を選択するか、「その他」を選択して区切り文字を入力します。
      • 「インポート」をクリックします。

      注:

      「エクスポート/インポート」ファイル形式を使用すると、トランザクションに「アドホックを許可」オプションを含めることができます。
    • すべてのパラメータ・オーバーライドをデフォルト設定にリセットするには、「リセット」をクリックします。

    • ユーザーを削除するには、ユーザーを選択し、メニュー・バーで「削除」(X)をクリックします。