通貨換算の使用

会社のデータ収集プロセスの関係者は、通常、複数の地理的地域に拠点があります。データ策定者は、現地通貨でデータを準備するのが普通ですが、送信されたデータは親会社(本社など)の現地通貨で分析する必要があります。ほとんどの場合、最終の財務レポートは親会社の通貨で生成されます。通貨換算機能によって、補足データ管理内で現地通貨から親通貨に通貨属性を換算できます。

通貨換算では、次のプロセスを使用します。

  • システムは、エンティティ・メンバーの基本通貨(またはデフォルト通貨)を補足データ・マネージャに保管します。
  • 複数通貨アプリケーションを使用している場合、システムは、レート・キューブの勘定科目ディメンションの為替レート・メンバーを使用して、通貨レート・タイプおよび通貨レートも保管します。レート・タイプと通貨レートは、補足データ・マネージャでは読取り専用です。