「フォーム・テンプレート」セクション: 「検証」タブ

特定の補足データ属性にしきい値を指定し、連結でPOVから取得された残高試算表に対して検証を行い、数値が完全一致でなくてもフォームを送信できるようにすることができます。検証しきい値は、パーセンテージベース、値ベースまたは完全一致です。指定した定数値に対して属性の値を検証することもできます。

補足データ・フォームのテンプレートの「合計検証」タブを更新するには:

  1. 補足データ・フォームを開きます。
  2. 新規フォーム・テンプレートまたはフォーム・テンプレートの編集で、「セクション」タブを選択します。
  3. 「新規」をクリックするか、セクションを選択して「編集」をクリックします。
  4. 「「フォーム・テンプレートの編集」セクション」で、「合計検証」タブをクリックします。
  5. 「検証タイプ」ドロップダウンから、次のいずれかを選択します:
    • なし: 列が検証の対象として含まれないことを示します。また、表示専用であるか数値以外(テキスト、リスト、はい/いいえなど)である列は検証の対象として含まれません。
    • POV: POV値に対して検証します。このオプションを選択すると、「キューブ」および「メンバー・セレクタ」アイコンが使用可能になります。
    • 金額: それが定義されている同じ属性の合計に対して検証します。
  6. 「しきい値」ドロップダウンから、次のいずれかを選択します:
    • 完全一致: 正確な値が検証に使用されます。選択した場合、しきい値を入力するテキスト・ボックスを使用することはできません。
    • %: 値がパーセンテージ値の+/-である場合は検証が成功することを許可するパーセント・ベースの検証。
    • #: 値が値の+/-である場合は検証が成功することを許可する値ベースの検証。
  7. 「%」または「#」を選択した場合、「値」列のテキスト・ボックスに値を入力します。これは、検証されるしきい値のパーセンテージまたは値(10進数)です。この値は正の値である必要があります。
    例:
    • 属性タイプが整数である場合、整数として表示されますが、10進数はパーセントまたは値として使用されます。
    • 「しきい値」「%」として選択し、かつ:
      • 値が5である場合は、入力された値またはPOV値に対する-5%から+5%のしきい値とみなされます。
      • 値が0.5である場合は、入力された値またはPOV値に対する-0.5%から+0.5%のしきい値とみなされます。
    • 「しきい値」「#」として選択し、かつ:
      • 値が10である場合は、入力された値またはPOV値に対する-10から+10のしきい値とみなされます。
      • 値が0.1である場合は、入力された値またはPOV値に対する-0.1から+0.1のしきい値とみなされます。
    負の値、スケールされた値およびパーセンテージ数値については、データベースに保管されているRAW値に対して検証が実行されます。たとえば、スケール属性が1000であるとします。セルに3と入力された値はデータベース内では3000になり、保管されている同じ値3000に対して検証が実行されます。しきい値が1000である場合、2から4の間で入力されたすべてのデータについて検証が成功します(3はデータベース内では3000です。したがって、+/- 1000は2000と4000です。)