補足データ・マネージャを使用することで、補足データ(通常は財務トランザクション)の編成、更新、編集および管理を行うことができます。これは、脚注、開示、サポート詳細に役立つ堅牢でアド・ホックなデータ収集プロセスです。
管理者は、補足データ機能を有効化してアプリケーションを作成し、データベースをリフレッシュしてシステム設定情報を設定します。
パワー・ユーザーは、次の手順を実行します:
データ収集で必要な可能性がある追加のディメンションを作成します。
データ収集プロセスの頻度、およびフォームの基になるワークフロー・ディメンションを定義するための収集間隔を作成します。
データ収集プロセスの一環としてデータを保管するための収集およびサブ収集を作成します。
属性、および属性の計算ルールと検証ルールを作成します。
一貫性のある反復可能なデータ収集プロセスが確保されるように、データ・フォーム・テンプレートを作成します。
各データ・フォーム・テンプレートにワークフローとアクセス権を割り当てます。
収集プロセスに備える特定のデータ収集期間に、フォーム・テンプレートをデプロイします。
期間がオープンしていない場合は、フォーム・インスタンスが保留ステータスになります。
期間がオープンしている場合は、フォーム・インスタンスはアクティブになりデータ入力に使用できます。
システムにディメンション、収集およびフォームが作成された後、管理者が期間をオープンして、データ収集プロセスを開始する期間をオープンします。
次に、ユーザーは次のタスクを実行します:
期間がオープンしたときにデータを手動でロードするか、CSVファイルを使用してフォーム・データをインポートします。また、コメントの入力や質問への回答など、ユーザーは実行するすべてのアクションに対応できます。
検証を実行し、データが正しいことを確認します。
承認のためにデータを送信します。
承認者を割り当てられたユーザーはデータを確認して承認するか、却下します(承認に複数のレベルが存在する場合があります)。
ユーザーは、データが承認されたら(ワークフロー・オプションにより異なります)、要約されたデータを表示してデータを転記します。
管理者またはパワー・ユーザーは、割り当てられているユーザーに、関連するデータ・フォームについての電子メール・アラートを送信します。
管理者が、データ収集の期間をクローズしてロックします:
データ収集の期間をクローズします(別のフォーム・インスタンスが起動されないようにします)
データ収集の期間をロックします(変更できなくなります)
また、Oracle Smart View for Officeの「補足データ」オプションを使用して、データ収集プロセスを管理したり、補足データ・フォームを操作できます。最初に、補足データ管理のためのSmart View拡張機能をインストールする必要があります。拡張機能をインストールするには、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドのクライアントのダウンロードおよびインストールに関する項を参照してください。
補足データに関する詳細は、次のビデオを参照してください:
次のチュートリアルでは、補足データの使用に関する追加情報を説明します: