フォームの精度およびその他オプションの設定

「その他オプション」で、データ精度を設定し、コンテキスト・メニューをフォームに関連付け、動的ユーザー変数を有効にします。

様々な勘定科目タイプについて最小値と最大値を適用し、データ精度を制御します。たとえば、長い数の小数部の桁を切り捨てることができます。

フォームの精度およびその他オプションを設定するには:

  1. フォームを開き「その他オプション」をクリックします。
  2. 「精度」で、「通貨の値」「通貨以外の値」および「パーセンテージ値」について、セルに表示される小数部の桁数を設定するオプションを選択します。

    短い小数部を持つ数にゼロを追加するには、「最小」に値を指定します。長い数の小数部を切り捨てるには、「最大」に値を指定します。例:

    表16-7 フォームのデータ精度の例

    最小精度 最大精度 表示される値
    100 0 任意 100
    100 3 3以上の任意の数値か、なし 100.000
    100.12345 5以下の任意の数値 なし 100.12345
    100.12345 7 なし 100.1234500
    100.12345 3以下の任意の数値 3 100.123
    100.12345 0 0 100
    100.12345 2 4 100.1234
    100 2 4 100.00

    ノート:

    • デフォルトで、ここで選択した精度設定は、通貨メンバーの精度設定を上書きします。通貨メンバーの精度設定をフォームに適用する場合は、「通貨メンバーの精度設定の使用」を選択します。

    • 精度設定は値の表示にのみ影響し、より正確である保管された値には影響しません。たとえば、最小精度が2に設定され、Q1の値100が1月、2月、3月に分散される場合、セルが選択されていないと、月のセルには33.33が表示されます。選択されたセルには、より正確な値(たとえば33.33333333333333)が表示されます。

  3. 「コンテキスト・メニュー」で、「使用可能なメニュー」からメニューを選択し、右矢印と左矢印を使用してそれらを「選択したメニュー」に移動することで、メニューをフォームに関連付けます。
  4. 複数のメニューを選択した場合、上矢印と下矢印を使用して表示する順序を設定します。
  5. 「動的ユーザー変数の使用可能」を選択すると、フォームで動的ユーザー変数を使用できます。
  6. 「保存」をクリックします。