列レイアウトのカスタマイズ

グリッドの各列は、メンバー・プロパティを表します(「メンバー名」「親メンバー」「デフォルトのデータ・ストレージ」など)。グリッドに最初から表示される列は、編集しているディメンション・タイプによって異なります。

「メンバー・プロパティの編集」グリッドの列のレイアウトは、列を非表示にする、列を表示する、列のサイズを変える、列を再配置するといった操作でカスタマイズできます。「列の選択」ダイアログ・ボックスの「すべて選択」を選択して、プロパティの全セット(すべての列)を表示することもできます。

列セレクタにリストされているプロパティは、プロパティのフラット・リストではありません。かわりに、プロパティはそれぞれの機能に従って列セレクタにグループ化されます。たとえば、「勘定科目タイプ」「差異レポート」「タイム・バランス」などの勘定科目固有のプロパティは、列セレクタの「勘定科目」の下にグループ化されます。列セレクタ内の「勘定科目」を選択すると、グリッドに含める対象としてグループ内のすべてのプロパティが選択されます。その後、グリッドに追加しないプロパティのチェック・ボックスをクリアできます。

「メンバー・プロパティの編集」グリッドの列レイアウトをカスタマイズするには:

  1. 「メンバー・プロパティの編集」を表示します。
  2. グリッドで任意の列見出しを右クリックします。

    ヒント:

    あるいは、「列の選択」アイコン (「列の選択」)をクリックするか、「アクション」「列の選択」の順にクリックすることでも、このダイアログ・ボックスを表示できます。

    「列の選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    「列の選択」ダイアログ・ボックスのイメージ
  3. グリッドで追加または削除する列(プロパティ)のチェック・ボックスを選択するか、クリアします。「勘定科目」「データ・ストレージ」といった最上位レベルのグループを選択して、そうしたカテゴリの下にグループ化されたプロパティをすべて選択します。
    • グリッドにすべてのプロパティ列を表示するには、「すべて選択」をクリックします。

    • 「列の選択」ダイアログ・ボックスの「選択」ペインに列が選択された順に表示され、この順序でグリッドにも表示されることになります。グリッド上の列を並べ替えるには、「選択」ペインで列にカーソルを置き、上向き矢印または下向き矢印を選択して順序内で列を上下に移動します。

      注:

      また、グリッド上で直接列をドラッグ・アンド・ドロップして並べ替えることもできます。

    • 「選択」ペインから列を削除するには、列にカーソルを置いて「選択の削除」アイコン (「削除」)をクリックします。

    • 「選択」ペインからすべての列を削除するには、選択のアクション・アイコン (選択のアクション)をクリックし、「すべて削除」を選択します。

    • 初期状態のときにグリッドに表示されていた列を表示するには、「デフォルトにリセット」をクリックします。

    注:

    選択を終えると、選択した列が次のセッションに備えて保存されます。

  4. グリッドに表示されるグリッドまたは列のサイズを変更するには、「列の自動調整」オプションを選択するか、クリアします。「列の自動調整」オプションを選択すると、すべての列がスクロールなしでグリッドに表示されるように、列のサイズが変更されます。