親アーティファクトから移動せずに、タブ内で関連するアーティファクトを操作します。
動的タブについて
動的タブを使用して、単一のページに複数のアーティファクトを表示できます。たとえば、フォームを開いている場合は、他の関連するフォームやダッシュボードを開くことができます。これらの追加のアーティファクトは、ページの下部にある水平タブで示されます。これは、複数のアーティファクトを同時に表示する必要があるときに、複数のブラウザ・ウィンドウを開くことを望まないユーザーのための機能です。動的タブ機能は、レッドウッド・エクスペリエンスが有効になっている場合にのみ使用できます。
動的タブの用語:
動的タブ: 関連するアーティファクトが起動されたときに、ページ下部のソース・タブの右側に追加されるタブ。閉じるアイコンが表示されるのは動的タブのみです。
ソース・タブ: 動的タブを起動したページ。
Oracle Enterprise Performance Management Cloud環境に別のEPM Cloud環境のタブが含まれている場合、それらの環境間のタブに対して動的タブがサポートされます。
動的タブを使用する場合の考慮事項
動的タブを使用するには、レッドウッド・エクスペリエンスを有効にする必要があります。ビジネス・プロセスにレッドウッド・エクスペリエンス以外のテーマを使用している場合は、動的タブを使用できません。
1ページに最大30個のタブを開くことができます。30個を超えるタブを開こうとすると、新しいタブを開く前にいくつかのタブを閉じるように求めるメッセージが表示されます。
長いアーティファクト名は、切り捨てられてタブに表示されます。
レッドウッド・エクスペリエンスの「アクション」メニューには、グローバル・オプションのみが表示されます。フォームの右クリック・メニューと同じオプションは表示されなくなります。フォーム固有のオプション(Tax Reportingの「連結」や「換算」など)を表示するには、行、列、POVまたはセルをフォームで右クリックします。
動的タブの操作
作業しているページの下部には、ソース・タブと動的タブが表示されます。
既存のタブまたはリスト・ページから新しい動的タブを起動すると、新しいタブは、既存のタブの右側に追加され、新しく起動されたタブにフォーカスが移動します。
動的タブは、現在のセッションでのみ保持されます。表示された最後のタブは、同じセッション内で次回ページにアクセスしたときに保持されています。ログアウトしてから再度ログインした場合、ナビゲーション・フローをリロードした場合、または別のナビゲーション・フローに切り替えた場合、動的タブは保持されません。保存されていないデータがある場合は、続行する前に保存するように求められます。
新しいアクションを実行するたびに、新しい動的タブが開きます。たとえば、フォーム1でドリルスルーを実行した後、フォーム2でドリルスルーを実行すると、2つの動的タブが開きます。フォーム1で別のドリルスルーを実行すると、以前に開いたタブが再起動されます。
動的タブに起動されたアーティファクトは、「お知らせ」パネルの最近の履歴にもリストされます。また、「お知らせ」パネルの「お気に入り」にも動的タブを追加できます。
動的タブには閉じるアイコンが表示されます。保存されていないデータがタブにある場合は、タブを閉じる前に保存するように求められます。タブを閉じると、閉じたタブの左側のタブにフォーカスが移動します。フォーカスされていないタブを閉じると、フォーカスは、現在表示されているタブにとどまります。動的タブをすべて閉じるには、ページの下部に表示されている水平タブを右クリックし、「すべてのタブを閉じる」をクリックします。
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動的タブを使用して、様々なアーティファクトを含む複数タスクに移動する方法を学習します。動的タブを使用すると、元のアーティファクトを開いたまま、関連するアーティファクトを開くことができます。 | 動的タブを使用した移動 |