ユーザー定義の属性(UDA)、記述的な語やフレーズは、計算スクリプト、メンバー式、レポートおよびフォームで使用できます。UDAはUDAに関連したメンバーのリストを戻します。例:
数種類の製品メンバーのついた製品ディメンションでは、「新製品」と呼ばれるUDAを作成し、製品ディメンションの階層にある新製品へ割り当てることができます。その後、指定した新製品における特定の計算を基にすることができます。
フォームの設計時に、UDAを使用して、共通属性に基づいてフォームのメンバーを選択できます。UDAを使用してフォームを作成すると、そのUDAに割り当てられているメンバーが、フォームに動的に追加されます。たとえば、「新製品」と呼ばれるUDAを作成し、このUDAを製品ディメンションの階層にある新製品に割り当てた場合、フォームでは、実行時に新製品が自動的に表示されます。フォーム・デザイナで選択する場合、UDAの先頭にUDA(新製品)
のようにUDA
が付きます。
HSP_UDF
UDAを使用して、アプリケーションをリフレッシュする際の式の上書きを防止できます。ビジネス・プロセスに関連する各データベースにログオンし、UDAを使用したメンバー式を作成する必要があります。このUDAの構文は、(UDAs: HSP_UDF)
です。
@XREF
関数を使用して、別のデータベースのデータ値を検索し、現在のデータベースから値を計算する場合、HSP_NOLINK
UDAをメンバーに追加して、@XREF
関数が、そのメンバー用として選択されたソース・キューブではないすべてのキューブで作成されてしまうのを防ぐことができます。
UDAはディメンションによって特定されます。たとえば、勘定科目メンバーのUDAを作成すると、共有していない勘定科目メンバーに使用できます。UDAを削除すると、すべての勘定科目メンバーのUDAが除去されます。UDAを複数のディメンションに使用可能にするには、複数のディメンションに同じUDAを作成します。たとえば、「新規」というUDAを勘定科目ディメンションとエンティティ・ディメンションに作成し、それを勘定科目メンバーとエンティティ・メンバーに使用できます。
簡易ディメンション・エディタでUDAを操作するには: