プレディクティブ資金予測には、トレンド・ベースの予測手法が用意されています。
トレンド・ベースの予測手法は、資金予測を履歴トレンドに基づいて決定できる、任意のライン・アイテムで使用できます。トレンド・ベースの手法は、定期予測にのみ使用できます。キャッシュ・インフローおよびアウトフローで標準パターンが使用されている場合は、トレンド・ベースの手法を使用できます。
管理者は、アプリケーションを有効にするときに「トレンド・ベースの予測」を有効にします。資金マネージャは、トレンド・ベースの予測手法の仮定を設定します。
トレンド・ベースの予測手法の操作手順
使用するトレンド手法と増加率または減少率を選択して、トレンドの仮定を設定します。
資金予測の推進に使用するデータをロードまたは入力します。
キャッシュ・フローを計算するルール「日次予測の処理」 / 「定期予測の処理」を実行します。
トレンド・フォームをロードまたは保存すると、プレディクティブ資金予測によって、ドライバ数およびトレンド仮定に基づいてキャッシュ・インフローまたはアウトフローが計算され、適切な期間に転記されます。
キャッシュ・インフローまたはアウトフローは、自動的に「ローリング予測」フォームに移入されます。
プレディクティブ資金予測でサポートされる、トレンド・ベースの手法を次に示します。
予測=該当期間の前年実績金額*今年の残期間の(「今年の実績平均」手法による)予測金額の合計 / 同じ残期間の前年実績データの合計。
例: 取引経費