5 資金予測の分析

提供されたダッシュボードを使用して、資金予測を分析します。

サマリー・ダッシュボードに加え、プレディクティブ資金予測では、資金分析に役立つダッシュボードが複数提供されています。提供されているダッシュボードを使用して、日次データと定期データの両方を1箇所で分析できます。

更新されたデータをダッシュボードで表示する前に、自分または管理者が、関連する通貨換算およびロールアップ・ルールを実行したこと、またデータ・マップを実行してレポート・キューブにデータをプッシュしたことを確認してください。

  1. ホーム・ページで、「分析」をクリックします。
  2. さらに分析を行うために、いずれかのダッシュボードを選択します。

    POVで異なるエンティティを選択して異なるデータを確認でき、任意の通貨でダッシュボードを確認できます。

    資金マネージャは、次のダッシュボードで予測範囲のデータを表示します:

    • 日次概要—キャッシュKPI、正味キャッシュ・フロー、ライン・アイテム別の合計インフローおよびアウトフロー、予測範囲における期首残高から期末残高までのキャッシュ・ウォークスルーなど、日次データを様々な方法で確認できます。
    • 定期概要—定期レベルであること以外は、「日次概要」と同じです。
    • 日次差異—日次レベルでの差異分析で、実績期間範囲全体のデータを使用し、実測実績と予測を比較します。これには、予測範囲における期首残高から期末残高までの差異ウォークスルーが含まれます。「比較別期間」チャートでは、リストから異なるライン・アイテムを選択できます。入金に関連するすべてのライン・アイテムは「顧客入金合計」(予測入金および実績入金)にまとめられ、すべての支払は「サプライヤ支払合計」(予測支払および実績支払)にまとめられるため、実績と予測を比較できます。ライン・アイテム分析には、ロールアップ・レベルでの予測と実績の間の差異が示されます。
    • 定期差異—定期レベルであること以外は、「日次差異」分析と同じです。
    • 日次vs定期—日次および定期予測からキャッシュ・インフローとキャッシュ・アウトフローを比較します。

    コントローラは、次のダッシュボードで予測範囲のデータを表示します:

    • 日次エンティティ別分析—すべてのエンティティの日次キャッシュ・インフローおよびアウトフローの概要分析と、予測範囲における期首残高から期末残高までのキャッシュ・ウォークスルーを取得します。キャッシュ・ウォークスルーで確認する、異なるライン・アイテムを選択できます。異なるエンティティのキャッシュ・ポジションを確認し、予測レポートで、ライン・アイテムごとに、期首残高から期末残高まで、親エンティティまでロールアップされたエンティティ・レベル・データを確認します。
    • 定期エンティティ別分析—定期レベルであること以外は、日次分析と同じです。

チャートおよびKPIに示される値は、「予測範囲設定」で定義された予測範囲のものです。