ローカル・ネットワーク上でのEPM統合エージェントの構成

Oracle Autonomous Databaseに対してデータをロードまたはライトバックする際には、組織のネットワーク内のローカル・コンピュータにエージェントをインストールします。

ローカル・ネットワーク内でEPM統合エージェントを構成するには:

  1. データ統合で、最新のEPMAgent ZIPをダウンロードします。

    1. 「データ交換」(イメージは「データ交換」アイコンを示します。)をクリックし、「データ統合」タブを選択します。

      オプションで、「ナビゲータ」(「ナビゲータ」アイコン)をクリックし、「アプリケーション」から「データ交換」(イメージは「ナビゲータ」メニューの「データ交換」オプションを示します。)を選択して、データ統合を起動できます。

    2. 「データ統合」ホーム・ページから、「アクション」をクリックし、「エージェントのダウンロード」を選択します。

    3. ファイル・マネージャ・ページから、EPMAgent ZIPを宛先フォルダに抽出します。

      宛先フォルダはAGENT_HOMEです。

  2. Oracle Autonomous Databaseへの接続を作成した場合は、ウォレットをダウンロードしたフォルダに移動します。

    デフォルトでは、zipのファイル名はWallet_databasename.zipです。

    ウォレットの作成の詳細は、Oracle Cloud Infrastructureへの接続を参照してください。

  3. ウォレットを<EPMAgentDevData\config>などの構成ディレクトリにコピーするか、EPM_APP_DATA_HOMEの下にウォレット・ディレクトリを作成します。

  4. ウォレットを選択して解凍します。

    イメージは解凍されたOracleウォレットを示します。

  5. テキスト・エディタでtnsnames.oraファイルを開き、次の例で示すようにプロキシ・サービスとプロキシ・ポートを置換して、サービスの記述にプロキシのエントリを追加します:

    myadb_high = (description= (retry_count=20)(retry_delay=3)(address=(https_proxy=myproxy.sample.com)(https_proxy_port=80)

    tnsnames.oraファイルは、ローカル・ネーミング・メソッドの接続記述子にマップされたネットワーク・サービス名またはリスナーのプロトコル・アドレスにマップされたネット・サービス名を含む構成ファイルです。このプロキシ情報は、そのネットワーク内でエージェントを実行するために必要です。

    イメージはtnsnames.oraファイルを示します

  6. tnsnames.oraファイルを保存します。