ジョブ・スケジューラで実行するためのデータ・ルール、統合またはバッチ定義のスケジュール

データ管理のデータ・ロード・ルールまたはバッチあるいはデータ統合の統合の実行時間をスケジュールできます。

データ・ロード・ルール、統合またはバッチをスケジュールするには:

  1. 「アプリケーション」「ジョブ」「ジョブのスケジュール」の順にクリックします。

  2. ジョブのスケジュール・ページの「このジョブのタイプ」で、「統合」を選択します。

    イメージはジョブのスケジュール・ページを示します。

  3. 「次」をクリックします。
  4. 「ジョブ名」で、スケジュールするデータ・ルールまたは統合を選択し、イメージは「選択」アイコンを示します。をクリックします。

    イメージはジョブのスケジュール・ページを示します。

  5. 「次」をクリックします。
  6. 「インポート・モード」から、データをインポートする方法を選択します。

    次のオプションがあります:

    • 追加 - POVの既存の行は変更されず、新しい行がPOVに追加されます。たとえば、最初のロードに100行、次のロードに50行が含まれるとします。この場合、50行が追加されます。このロードの後で、POVの行の合計は150です。

    • 置換 - ターゲットのすべてのPOVデータをクリアしてから、ソースまたはファイルからロードします。たとえば、最初のロードに100行、次のロードに70行が含まれるとします。この場合、100行が削除され、70行がTDATASSEGにロードされます。このロードの後、行の総数は70です。

      Planningアプリケーションの場合、置換でロードする年、期間、シナリオ、バージョンおよびエンティティのデータをクリアし、ソースまたはファイルからデータをロードします。Planningアプリケーションに1年分のデータがある場合に1か月分のみをロードするとき、このオプションを使用すると、1年分すべてがクリアされてからロードが実行されることに注意してください。

      Note:

      ASOキューブに対して置換モードで統合を実行する際に、シナリオ・メンバーが共有メンバーである場合、数値データ・ロードのみが実行されます。階層が完全に含まれた完全修飾名でメンバー名を指定してください。シナリオ・メンバーが共有メンバーである場合、すべてのデータ型のロード方法は機能しません。

      Note:

      置換モードは、ロード方法「ライン・アイテムの自動増分を含むすべてのデータ型」ではサポートされていません。
    • マージ - (Account Reconciliationのみ)。変更された残高を同じロケーションの既存のデータとマージします。

      マージ・モードにより、データがAccount Reconciliationに最後にロードされたとき以降に変更された残高が少数である場合に、データ・ファイル全体をロードする必要がなくなります。2つのロード間でマッピングが変更された場合、お客様は完全なデータ・セットをリロードする必要があります。

      たとえば、あるお客様では、1つの番号の勘定科目IDに対して100行の既存の残高があり、それぞれの金額は$100.00です。このお客様がマージ・モードで統合を実行し、ソースには1つの勘定科目IDに対する金額が$80の1行がある場合、統合の実行後は、100行の残高があり、そのうちの99それぞれの残高は$100.00、1つの残高は$80.00です。

    • インポートしない - データのインポートを全部スキップします。

    • マップして検証 - データのインポートをスキップし、更新されたマッピングを使用してデータを再処理します。

  7. 「エクスポート・モード」から、データをターゲット・アプリケーションにエクスポートする方法を選択します。

    次のオプションがあります:

    • マージ - 既存の日付をロード・ファイルからの新しいデータで上書きします。(デフォルトでは、すべてのデータ・ロードが「マージ」モードで処理されます。)データが存在しない場合は、新しいデータを作成します。

    • 置換 - ターゲットのすべてのPOVデータをクリアしてから、ソースまたはファイルからロードします。たとえば、最初のロードに100行、次のロードに70行が含まれるとします。この場合、100行が削除され、70行がステージング表にロードされます。このロードの後、行の総数は70です。

      Planningアプリケーションの場合、置換でロードする年、期間、シナリオ、バージョンおよびエンティティのデータをクリアし、ソースまたはファイルからデータをロードします。Planningアプリケーションに1年分のデータがある場合に1か月分のみをロードするとき、このオプションを使用すると、1年分すべてがクリアされてからロードが実行されることに注意してください。

    • 累計 - アプリケーション内のデータをロード・ファイル内のデータで累計します。データ・ファイルの一意の視点ごとに、ロード・ファイルの値がアプリケーションの値に加算されます。

    • 減算 - ソースまたはファイルの値を、ターゲット・アプリケーションの値から引きます。たとえば、ターゲットに300があり、ソースに100がある場合、結果は200になります。

    • ドライ・ラン - (Financial Consolidation and CloseおよびTax Reportingのみ)ターゲット・アプリケーションにデータをロードせずに、データ・ロード・ファイルで無効なレコードをスキャンします。データ・ロード・ファイルが検証され、無効なレコードがログにリストされます(ログには100個以下のエラーがリストされます)。エラーごとに、エラーのある各レコードが対応するエラー・メッセージとともにログに示されます。ログの詳細は、「プロセスの詳細」で入手できます。

      Note:

      「ドライ・ラン」では「管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする」ターゲット・オプションは無視され、管理者ユーザーに対して常にREST APIが使用されます。
    • エクスポートしない - データのエクスポートを全部スキップします。

    • 確認 - データをターゲット・システムにエクスポートした後、現在のPOVの確認レポートを表示します。確認レポート・データが現在のPOVに対して存在しない場合は、空白のページが表示されます。

  8. 「開始期間」で、データをロードする最初の期間を選択します。フィルタする文字を入力すると、期間をフィルタできます。たとえば、Jと入力すると、Jで始まる月(June、Julyなど)がフィルタされます。また、ドロップダウンをクリックして、追加の結果があるため、さらにフィルタしてください。の下に表示される編集ボックスに追加のフィルタ条件を指定できますこの期間名は、期間マッピングに定義されている必要があります。

    この期間名は、期間マッピングに定義されている必要があります。

    Note:

    単一会計年度に属する開始期間と終了期間を使用します。期間範囲が会計年度をまたがる場合は、次の問題が発生します:

    • データを置換モードでロードすると、両方の年度のデータがクリアされます
    • データをエクスポートすると、重複したデータが取得されます

    前述の内容は、標準モードおよびクイック・モードを含むすべてのデータ・ロード・モードに適用されます。

  9. 「終了期間」から、データをロードする最後の期間を選択します。この期間名は、期間マッピングに定義されている必要があります。

  10. 「OK」をクリックします。

    イメージはジョブのスケジュール・ページを示します。