Excelテンプレート(マッピング・テンプレート)のダウンロード

Maploaderテンプレートをダウンロードし、データ統合によって入力するのではなく、これを使用してExcelからマッピング表をアップロードします。この機能を使用すると、Excelマッピングからメンバーを選択してインポートすることにより、それらをマップできます。マッピングをマージまたは置換できます。これにより、マップが更新されるわけではありません。単に新しいエントリがデータベースに追加されます。適切にフォーマットされたExcelマッピング・テンプレートは、EPM_ORACLE_HOME/products/FinancialDataQuality/templatesディレクトリに保存されます。

マッピング・テンプレートには、接続するターゲット・アプリケーションから Oracle Hyperion Financial Managementディメンションを直接取り出すマクロ・スクリプトも含まれます。

Excelテンプレートを データ統合サーバーにアップロードし、統合を実行するとき、またはファイル名が空白のままの場合にシステムによって要求されたときに、ロードするファイルとしてExcelファイルを選択する必要があります。処理されるファイルがExcelファイルかどうかはシステムによって判断され、ファイルのロードに必要なフォーマットが読み取られます。

Excelでマッピング・テンプレートを使用する場合:

  • マップ・テンプレートに空白行を含めないでください。

  • テンプレートに行を挿入することは可能ですが、新しい行は指定された領域に保持する必要があります。

  • 各テンプレートでサポートされうのは、1つのディメンションです。

Excelテンプレートをダウンロードするには:

  1. 「データ統合」ホーム・ページから、統合の右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「マップ・メンバー」を選択します。
  2. マップ・メンバー・ページのドロップダウンから、「アクション」「インポート」「Excelテンプレートのダウンロード」の順に選択します。

    Maploader.xlsを開いていますページが表示されます。

  3. MaploaderTemplate.xlsを開くか、ハード・ドライブに保存します。
  4. MaploaderTemplate.xlsを開きます。
  5. 「マップ」タブを選択します。
  6. セルB1「ロケーション」、セルB2「ロケーションID」と入力し、セルB3「ディメンション」ドロップダウンからディメンションを選択します。
  7. 次の各フィールドに入力します:
    1. 「ソース」に、ソース・ディメンション値を入力します。

      ソース・ディメンションを入力するときにワイルドカードと範囲を指定できます。

      • 無制限の文字に対応するワイルドカード — 無制限の文字を示すためにアスタリスク(*)を使用します。たとえば、「548*」または「*87.8」と入力します。

      • 1文字プレースホルダーに対応するワイルドカード — 1文字のプレースホルダーを示すために疑問符(?)を使用します。たとえば、

        • 548??98

        • ??82???

        • ??81*

      • 範囲 — カンマ(,)を使用して範囲を示します(ワイルドカード文字は使用できません)。たとえば、「10000,19999」のように範囲を指定します。

        (この範囲では、10000から19999までのすべての値が評価されます。)

        この場合、データ統合で10000から19999までのすべての値が対象になります。

      • 「含む」マップ — カンマ(,)を使用してエントリを区切ります(ワイルドカード文字は使用できません)。少なくとも3つのエントリを指定する必要があります。そうしないと、マップが「範囲」マップを示します。たとえば、「10,20,30」のように「含む」マップを指定します。

      • マルチディメンション・マッピング#MULTIDIMを使用して、マルチディメンション・マッピングを指定します。DIMENSION NAME=[VALUE]と値を入力します。値は、ワイルドカード、範囲および「含む」マップと同様に指定します。次の例の検索基準は、77で開始しUD1が240のすべての勘定科目です。たとえば、#MULTIDIM ACCOUNT=[77*] AND UD1=[240]です。

    2. ソースの説明に、ソース値の説明を入力します。
    3. 「ターゲット」に、ターゲット・ディメンション値を入力します。
    4. 「符号の変更」Trueを入力して、「勘定科目」ディメンションの符号を変更します。「勘定科目」ディメンションの符号を保持する場合は、「False」を入力します。この設定を使用できるのは「勘定科目」ディメンションをマッピングするときだけです。
    5. マッピングを特定のデータ・ルール名に適用する際は、「ルール名」に統合名を入力します。

      注:

      明示マッピングを追加する場合、ルール名はソース値と同じにする必要があります。

      イメージはMaploadTemplate.xlsを示します

  8. 「保存」をクリックします。