増分ファイル・アダプタ機能を使用すると、ソース・データ・ファイルを前のバージョンのソース・データ・ファイルと比較して、新しいレコードや変更されたレコードを特定し、そのデータ・セットのみをロードできます。
増分ファイル・アダプタ機能を使用するには、初期ソース・データ・ファイルを増分ファイル・アダプタのデータ・ソースとして登録します。この初期ソース・データ・ファイルは、テンプレートとして使用されます。実際の統合は、統合の実行プロセスで指定されたファイルから実行され、初期ソース・データ・ファイルと後続のファイルの間でファイル比較が実行されます。それ以降は、1回、2回または何回でもロードできます。最後に実行されたファイルが、後続のロードの評価基準となります。このデータ・ソースでは差異のみがロードされるため、ファイル・インポート中のロードが高速になります。残りのデータ・インポート・プロセスは、ファイルの標準データ・ロードの場合と同じです。
増分ファイル・データ・ソースを作成するには:
「データ統合」ホーム・ページの「アクション」から、「アプリケーション」を選択します。
アプリケーション・ページで、(「追加」アイコン)をクリックします。
アプリケーションの作成ページで、「カテゴリ」から「データ・ソース」を選択します。
「タイプ」から、増分ファイルを選択します。
「ファイル」で、テンプレートとして使用する初期ソース・データ・ファイルを指定します。
をクリックして、ファイル・ブラウザ・ページからファイルを検索します。
ファイルを選択するときには、次のことに注意してください:
ソース・データ・ファイルは、区切りデータ・ファイルである必要があります。
使用されるデータ・ファイルには、区切り列を説明する1行のヘッダーが含まれる必要があります。
数値データと数値以外のデータの両方をロードできます。
オプション: 「接頭辞」で、アプリケーション名を一意にする接頭辞を指定します。
接頭辞はアプリケーション名と連結されて、一意のアプリケーション名を形成します。たとえば、アプリケーションに既存のアプリケーションと同じ名前を付ける場合は、接頭辞としてイニシャルを割り当てることができます。「OK」をクリックします。