「代替変数の設定」ジョブ・タイプの使用

代替変数は定期的に変化する情報のグローバルなプレースホルダとして機能します。たとえば、月が変わったときに、ジョブで月の値を手動で更新しなくてもよいように、現在の月メンバーを代替変数CurMnthに設定できます。アプリケーション内で代替変数を作成し、値を割り当てます。これらの代替変数は、フォームのメンバーを選択するときにアプリケーションで使用できます。

詳細は、Planningの管理代替変数についてを参照してください。

「代替変数の設定」ジョブ・タイプのパラメータには、次のものが含まれます:

Table 12-22 「代替変数の設定」ジョブ・タイプのパラメータ

「代替変数の設定」ジョブ・タイプのパラメータ 説明
プラン・タイプ

ターゲット・システムのプラン・タイプ(キューブ)を入力します。

「すべてのキューブ」をプラン・タイプとして使用する場合は、「プラン・タイプ」(キューブ名)を空白のままにします。

代替変数名

代替変数の名前を入力します。

名前には80文字まで入力できます。

代替変数値

代替変数の値(255文字まで)を入力します。

代替変数を定義する際に、FY16:FY18のように値の範囲を指定できます。

基本メンバーと親メンバーの代替変数範囲を定義できます。基本メンバーの場合は、単一のコロン(:)または二重コロン(::)を区切り文字として使用できます(例: SunEnT 110::111)。一方、親メンバーの場合は、単一のコロン(:)のみ使用できます。

代替変数がブロック・ストレージ・キューブのデータ・エクスポート・ジョブ定義で使用され、メンバー名が数字のみの場合、「値」フィールドでは、メンバー名を二重引用符で囲む必要があります(例: "1100""000")。英数字のメンバー名に対する二重引用符は不要です(例: a1110)。

ただし、この変数が集約ストレージ・キューブのデータ・エクスポート・ジョブ定義で選択される場合、「値」フィールドでメンバー名を二重引用符で囲むことはできません。

両方のタイプのキューブに対して定義されたデータ・エクスポート・ジョブの代替変数で同じメンバー名を使用するには、2つの異なる代替変数(引用符があるものとないもの)を定義します。

Note:

「代替変数値」でパラメータ値として使用する代替変数は、すべてのキューブについて定義する必要があります。

「代替変数の設定」ジョブ・タイプのジョブ・パラメータのサンプルを次に示します:

イメージは「代替変数」ジョブ・タイプのジョブ・パラメータを示します。