SAPの統合

Oracle Fusion Cloud EPMを使用すると、SAPソース・システムと統合して、選択したビジネス・プロセスに必要なデータをロードするのが簡単になります。

次の方法を使用して、SAPからOracle Fusion Cloud EPMにデータを統合できます:

  • SAPシステムからデータをファイルにエクスポートし、Oracle Fusion Cloud EPMにインポートします。

  • ソースSAPデータベースに直接接続するか、エージェントのスクリプト機能を使用して必要なSAP Business Application Programing Interface (BAPI)を呼び出すようにEPM統合エージェントを構成します。

  • EPM統合エージェントとJDBCドライバを使用して、SAPの表に直接アクセスします。(直接アクセスの詳細は、SAPの契約を確認してください)。

  • Oracle Integration Cloud (OIC)で使用可能なSAPアダプタを使用して統合を定義し、SAPからデータを抽出し、EPM REST APIを呼び出してデータをCloud EPMインスタンスにロードします。詳細は、Oracle Integration世代2でのSAPアダプタの使用ガイドのSAPアダプタの機能を参照してください。

  • SAP Open Data Protocol (Odata)へのエージェント・スクリプトの呼出し

    ABAPへのREST呼出しに対するJSONまたはXMLでのデータ戻しの許可

これらの統合方法は、ECC、S/4 HANAオンプレミス、S/4 HANAクラウドまたはSAP Business by DesignなどのSAPの任意のバージョンで使用できます。