デフォルト・メンバーの検証ルール

レポート・キューブのデフォルト・メンバーには、ソースのPlanningアプリケーションから移動されたデータが格納されます。次のいずれかの制約が該当する場合、またはどちらかのアプリケーションのディメンションがマップされないために有効なデフォルト・メンバーがない場合、マッピングは無効となりエラー・メッセージが表示されます。

ルール:

  • レポート・キューブが集約ストレージ・データベースの場合、デフォルト・メンバーはレベル0である必要があります。

  • レポート・キューブがブロック・ストレージ・データベースの場合、デフォルト・メンバーはデータの格納プロパティを持つ任意のメンバーにできます。

  • Planningアプリケーションにディメンションからディメンションへのマッピングしかない場合、デフォルト・メンバーは任意のレベルまたはデータ・ストレージ・タイプにできます。

  • Planningアプリケーションにスマート・リストからディメンションへのマッピングがある場合、デフォルト・メンバーはレベル0でなければなりません。また、ソース・キューブに勘定科目の密ディメンションが含まれている必要があり、スマート・リストに少なくとも1つのメンバーが関連付けられている必要があります。

  • マッピングで子孫(Acct_Default)が選択されている場合、レポート・キューブ内にAcct_Defaultメンバーが存在する必要があります。

注:

有効だったマッピングでも、ディメンション、メンバーまたはスマート・リストが名前変更、削除、追加された場合には無効になることがあります。ターゲット・キューブのディメンションに変更がある場合は、「レポート・アプリケーションのマップ」画面で対応するアプリケーション・マッピングを選択し、「リフレッシュ」アイコンをクリックしてデータをリフレッシュする必要があります。