EPM for Sustainabilityを使用すると、環境、社会およびガバナンス(ESG)における組織のポジションのフレキシブルでデータ駆動型の分析、プランニングおよび予測を実行できます。
Oracle Enterprise Performance Management Cloud上に構築されたEPM for Sustainabilityは、事前作成されたKPI、メトリック、カーボン排出量計算、入力テンプレート、ダッシュボード、および排出量、社会、ガバナンス、その他すべての必要な開示メトリックを含むレポートを使用して、現在および将来のESGレポートおよびプランニングの単一の情報源を提供します。
EPM for Sustainabilityは、短期間で価値を創出する、ESGプランニングおよびレポート・プロセスの促進に役立つ、高度に構成可能なベスト・プラクティスのカスタムPlanningアプリケーションです。
EPM Cloudプラットフォーム上に構築されているため、タスク・マネージャおよび承認プロセスもサポートされており、組織内のすべてのレベル間でのコラボレーションを実現します。
Note:
EPM for Sustainabilityは、ベスト・プラクティス構成可能アプリケーションであり、サポートされているPlanningモジュールではありません。「モジュール」と「ソリューション」の両方でベスト・プラクティスを提供します。ただし、「モジュール」はEPM Cloudで完全にサポートされる機能です。一方、「ソリューション」は短期間での価値創出を実現する構成済アプリケーションとなることが意図されています。EPM for Sustainabilityの詳細は、クラウド・カスタマ・コネクトに問い合せてください
Note:
EPM for Sustainabilityには、サンプル・データ・セットが含まれており、エンド・ツー・エンド・プロセスをレビューできます。エンド・ユーザーのカスタム・ナビゲーション・フローおよびコントローラにより、ESGレポートの収集、作成、計算、整合性およびリリースのエンドツーエンド・プロセス・コントロールが提供され、すべてに埋込みタスク管理および承認プロセスが付属しています。
カスタマイズ可能な事前構築されたダッシュボードを使用すると、組織全体の排出量データをスコープ1、スコープ2およびスコープ3の排出タイプに編成して、表示できます。
ダッシュボード・ウィジェットを最大化して、表示する情報に焦点を当て、チャートをドリルダウンして詳細を表示します。
チャートの裏にあるフォームを開くと、そのデータの理解が深まります。ここから、市場をリードするExcelベースのソリューションであるOracle Smart View for Officeでデータを開いて、さらに分析できます。
ユーザー制御のドロップダウン・リストでコントロール係数を定義し、raw排出量データに適用し、カーボン排出量計算を使用してスコープ・ポジション、レポート・データおよび出力メトリックを生成します。
排出量データの他に、EPM for Sustainabilityには、組織の財務、社会およびガバナンスの側面など、レポートに必要なすべての追加スコープ要素を含むことができます。
EPM Cloudでは、ビジネス所有のデータ統合、ネイティブ・データ入力、およびSmart Viewを使用したExcelからの入力を使用して、任意のソースからのデータ収集を容易にすることができます。
これらのすべての要素をまとめて単一の情報源にすると、実際のデータを検証できるのみでなく、将来を見据えたプランを作成し、次のような質問への回答を見つけることができます:
排出量の影響をどのように削減しますか。
社会およびガバナンスの側面が、組織の将来のプランおよびターゲットと結び付いていることをどのように確認しますか。
組織全体でどのようにESGイニシアチブをプランニングしますか。
EPM for Sustainabilityを使用すると、ポジションを分析し、過去および将来の両方において組織全体で起こることを理解できます。
ESG機能を動作させるOracle EPMエンジンの力により、組織のすべての側面でESGデータをレビューおよび共有する必要があるすべての内部および外部レポートを生成できます。
またEPM for Sustainabilityは、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)など、ESGデータの重要なフレームワークをサポートします。ESGへのボトムアップ・アプローチにより、標準CSRDおよびその他のレポート・フレームワーク・テンプレートを移入し、必要なサステナビリティ・レポートを生成できます。
EPM CloudのESGデータを、より広範なプランニング機能に完全に統合し、財務、非財務の両方とESGメトリックを組み合せることができます。たとえば、再生不能エネルギ・メトリックをプランニングしている場合、太陽光発電の資本支出プロジェクトにどのように考慮されるかを確認します。
最後に、IPMインサイトは、ESGデータを評価して異常をハイライト表示できるパターン認識エンジンであるため、注意が必要な領域に注力してESGデータ・セット内で起こっていることを検出して理解できます。
EPM for Sustainabilityは、EPM Cloudに構築された次のような革新的な機能を活用します:
現在および将来において、次を含むESGレポートおよびプランニングの単一の情報源を提供します:
ビデオ
Table A-1 ビデオ
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EPM Cloud上に構築されたEPM for Sustainabilityが、事前作成されたKPI、メトリック、カーボン排出量計算、入力テンプレート、ダッシュボード、および排出量、社会、ガバナンス、その他すべての必要な開示メトリックを含むレポートを使用して、現在および将来のESGレポートおよびプランニングの単一の情報源を提供する方法を確認します。 |
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