プロジェクト・タイプの有効化

「プロジェクト・タイプ」を選択し、有効化するプロジェクトのタイプを指定します:

  • 契約 - 契約プロジェクトは顧客に対して実行される作業で、顧客は企業に払戻しを行います。契約プロジェクトでは、基礎となる契約に基づいて収益が発生します。そのためにかかるコストをプランニングします。契約プロジェクトの費用、収益および請求を、クライアントが実行および払戻しを行うサービス用にすることができます。契約プロジェクトは、「実費清算」、「固定価格」、「コスト加算」および「その他」のいずれかにすることができます。

  • 資本 - 資本プロジェクトは、長期間または短期間の投資プロジェクトで、資本資産の工事(建物、堤防、道路など)のために請け負われます。プロジェクトに資本の分類がある場合、プロジェクトの費用予算策定のみを行うことができます。ただし、プロジェクトの財務または非財務ベネフィットを取得できます。資本プロジェクトの費用は、資産の開発中に貸借対照表で建設仮勘定(CIP)として追跡されます。資本プロジェクトが開始され、資産の準備が整ったら、CIP資産を既存の資産と照合する必要があります。資本プロジェクトを有効化する前に、資本を有効化し、「プロジェクト」という名前(プロジェクトでのデフォルト・ディメンション名)のカスタム・ディメンションを資本に追加します。名前を変更して、プロジェクトの「プロジェクト」ディメンションで別の名前を使用する予定がある場合は、それと同じディメンション名を資本で使用します。

  • 間接 - 内部プロジェクトとも呼ばれるように、間接プロジェクトにはコスト影響がありますが、収益は発生しません。たとえば、人事チーム向けの、従業員の個人情報を追跡するためのポータルを作成するITプロジェクトは、間接プロジェクトです。プロジェクトが間接として分類される場合、プロジェクトの費用予算策定のみを行うことができます。ただし、プロジェクトの財務または非財務ベネフィットをプランニングできます。