「最大値タイプ」で使用可能なオプションは、コンポーネントが「追加所得」、「福利厚生」、または「税金」のどれであるかに基づいています。
FTE比率を使用する場合、「値のタイプ」と「最大値タイプ」が一致する必要があります。FTE比率またはFTE値が一貫して適用されるように、「福利厚生と税金」ウィザードではFTE比率のメソドロジの不一致は許可されません。
「最大値タイプ」を「しきい値金額」に設定できるのは、「税金」の場合のみです(「追加所得」または「福利厚生」では設定できません)。「最大値タイプ」を「しきい値金額」に設定した場合、各層のしきい値によって層の計算が導出されます。アプリケーションは、デフォルトで割り当てられている層には関係なく、必要に応じてすべての層をデフォルト割当てに適用します。複数の層レートを持つ層型税金を適用する必要がある場合は、「コンポーネント・タイプ」として「レート表およびしきい値」を、「最大値タイプ」として「しきい値金額」を選択します。
「コンポーネント・タイプ」として「標準」を選択する場合、「層なし」でレートを指定します。この場合、「最大値タイプ」が「しきい値金額」である場合でも、層の計算ロジックは適用されません。
「最大値タイプ」はウィザードの「詳細」ページで設定します。
「最大値タイプ」が「しきい値金額」に設定されない場合は、各オプションまたは層の行の割当てが関連するため、適切に割り当てる必要があります。
たとえば、「最大値タイプ」を「しきい値金額」に設定する例として、US FICA税を使用します。すべての行が該当するため、デフォルトとして割り当てられる行はありません。税率は、給与$118,500までは7.65%、$118,500を超えて$200,000までは1.45%です。$200,000を超える分には税率2.35%が適用されます。(デフォルトを割り当てるときもオプションまたは層を選択する必要がありますが、計算で無視されます。)
例:
表6-6 「最大値タイプ」のオプション
値のタイプ | 説明 |
---|---|
均等金額 |
使用可能:
|
給与の割合 |
使用可能:
|
課税所得の割合 |
使用可能: 税金 |
総所得の割合 |
使用可能:
|
しきい値金額 |
使用可能: 税金 |
均等金額FTE比率 |
分割資金調達FTEで使用。現在のデータの交差に対するFTEが取得され、マスターFTEで除算され、均等金額が乗算されます。使用可能:
|
しきい値金額FTE比率 |
分割資金調達FTEで使用。現在のデータの交差に対するFTEが取得され、マスターFTEで除算され、しきい値金額が乗算されます。使用可能: 税金 |