プロジェクトの「分析」コンポーネントは、全体的なプロジェクト財務およびKPIを把握できる事前定義済の分析ダッシュボードを提供します。
パフォーマンスの追跡と分析は、プロジェクト・レベルか、プログラムが有効になっていればプログラム・レベルでも行えます。
表6-5 プロジェクト・パフォーマンスの分析
タスク | 説明 |
---|---|
概要 | ダッシュボードで、差異、収益性およびキャッシュ・フローを含むプロジェクト・パフォーマンスの概要を取得します。 |
収益性 |
プロジェクト費用およびプロジェクト・キャッシュ・フローをグリッド形式で確認します。 「プロジェクト詳細分析」フォームを使用して各プロジェクトのKPIのサマリーを参照すると、すべてのプロジェクトのプロジェクト・パフォーマンスを1箇所で評価できます。 |
プログラム | 管理者がプログラム・ディメンションを有効にし、プロジェクトをプログラムにマップした場合は、プログラムKPI (「ROI」、「NPV」、回収など)およびプログラム・パフォーマンス(「収益性」や「NPV」など)をダッシュボードで確認します。 |
ローリング予測 | 管理者がローリング予測を有効にした場合、定義されたローリング予測範囲にわたってフォームおよびダッシュボードを確認します。
管理者が現在の期間を更新すると、ローリング予測のフォームおよびダッシュボードが自動的に更新されます。期間が追加または削除され、更新されたローリング予測範囲を反映します。 |
「分析」をクリックし、確認する分析のタイプをクリックします。
ダッシュボード・チャートのメンバーにドリルインすると、必要な詳細のレベルを参照できます。「視点」から様々なメンバーを選択することにより、確認するプロジェクトまたは他のメンバーを変更します。
注:
要員とプロジェクトとの間の統合を有効にした場合は、要員の稼働率分析コンポーネントにより、要員メトリックを把握できる事前定義済のダッシュボードおよびフォームが提供されます。詳細は、プロジェクト稼働率の分析を参照してください。
プロジェクトと財務の両方を有効にし、勘定科目をマップした場合は、プロジェクトから財務に移動されたデータを確認できます。要員、プロジェクトおよび資本からのデータの確認を参照してください。