アーティファクト、ルールおよびフォルダに対する権限の割当てについて

サービス管理者は、アーティファクト(フォーム、ダッシュボード、インフォレット、レポート、ブックおよびバースティング定義)、ルールおよびフォルダに対する権限を割り当てることができます。

ディメンション・メンバーに対する権限の割当ての詳細は、アクセス権限タイプおよびディメンション・メンバーへのアクセス権の割当てを参照してください。

原則:

  • アーティファクト(フォーム、ダッシュボード、インフォレット、レポート、ブックおよびバースティング定義):

    • ユーザーおよびパワー・ユーザーは、権限を持つフォームのみ表示またはデータ入力することが可能です(また、権限を持つメンバーに対してのみ作業を行うことが可能です)。

    • サービス管理者およびパワー・ユーザーはアーティファクトを設計できます。

    • パワー・ユーザーは、自分が作成した、またはサービス管理者によって権限を割り当てられたアーティファクトにアクセスできます。

    • サービス管理者は、すべてのディメンション・メンバーおよびすべてのアーティファクトに対する「書込み」権限を持ちます。

  • ルール:

    • ユーザーおよびパワー・ユーザーは、「起動」権限を割り当てられているルールのみを表示および起動できます。

    • ルールセットは、ルールセットに含まれるルールから起動権限を継承します。

  • フォルダ:

    • フォルダに対する権限を割り当てられているユーザーは、より詳細な権限を割り当てられていないかぎり、そのフォルダ内のアイテムにアクセスできます。同様に、ユーザーは、より詳細な権限を割り当てられていないかぎり、権限を割り当てられているフォルダにあるCalculation Managerのルールに対する「起動」権限を持ちます。

    • フォルダに対する権限を割り当てると、その下にあるすべてのフォルダにその権限が継承されます。

    • フォルダに対する特定の権限(「なし」や「書込み」など)を割り当てた場合、その権限はその親フォルダの権限より優先されます。たとえば、ユーザーが「なし」権限を持っているFolder2を含むFolder1に対する「書込み」権限を持っている場合、そのユーザーはFolder1を開くことはできますが、Folder2を表示することはできません。

    • Calculation Managerのフォルダに対する特定の権限(「起動」など)を割り当てた場合、その権限はその親フォルダの権限より優先されます。たとえば、ユーザーが「起動しない」権限を持っているRulesFolder2を含むRulesFolder1に対する「起動」権限を持っている場合、そのユーザーはRulesFolder1を開くことはできますが、RulesFolder2を表示することはできません。

    • ユーザーが「書込み」権限を持っているForm1というフォームを含むFolder1というフォルダに対する「なし」権限を持っている場合、そのユーザーはFolder1とForm1を表示できます。

    • ユーザーが「起動」権限を持っているRule1というルールを含むRulesFolder1というCalculation Managerのフォルダに対する「起動しない」権限を持っている場合、そのユーザーはRulesFolder1およびRule1を表示できます。

手順の詳細は、アーティファクトおよびフォルダに対する権限の追加、変更および削除およびルールおよびルール・フォルダに対する権限の追加、変更および削除を参照してください。