タイル・チャート・タイプについて

タイルは、キューブから特定の値を選択して表示できるチャート・タイプです。フォームをデータ・ソースとして使用する以外に、タイルに値を提供するセル交差を直接入力することもできます。横方向に最大6つのタイルと、下方に4つの行をダッシュボードに含めて、それらにタイトルを指定できます。タイルをデータに関連付けるまで、サンプル・データが表示されます。

フォームをタイルのデータ・ソースとして使用する場合:

  • 1つのオブジェクトにつき最大6つのタイルを含めることができます。
  • 最初の列の値(6行目まで)が、タイルを作成するために使用されます。

    注:

    場合によっては、フォーム内で、グリッドとして表示されたときに最初の列が縮小される(非表示になる)ことがあります。ただし、タイルがフォームからその値を取得する際には、縮小された列も考慮されます。
  • タイルのタイトルは行のタイトルで、最初の列から、続いて行によってその値を取得します。
  • タイルのタイトル、タイルの高さのパーセンテージ、凡例を設定でき、含めるフォームの軸を選択できます。たとえば、3つの行があるフォームを選択すると、タイルに3つの値が表示されます。

タイルのデータ・ソースとしてセル交差を使用する場合は、1つのオブジェクトにつきタイルを1つのみ含めることができます。

ヒント:

タイル・チャート・タイプを選択するには、リストの下部にあるリンクをクリックして、チャート・タイプのリストを展開します。

タイル・チャート・タイプに設定できるオプションは、次のとおりです。値の表示は、タイルの水平方向で左、中央、右に設定することができます。

タイル・チャート・タイプのオプションのスクリーンショット

大きい数字のスケーリング

大きい数字で特に便利なのは、通貨値の表示方法を指定できることです。たとえば、タイル値が1,689,000の場合に、スケーリング・オプションとして「K」を選択すると、タイルにはこの値が「1689K」と表示されます。スケーリングのオプションは次のとおりです。

  • なし: スケーリングを適用しません。
  • 自動: 範囲に応じて値が表示されます。たとえば、1,500は「1.5K」、1,689,000は「1.69M」、42,314,531,211は「42.31B」、1,234,567,891,234は「1.23T」としてそれぞれ表示されます。
  • K: 千単位で値が表示されます。たとえば、1689000は「1689K」と表示されます。
  • M: 百万単位で値が表示されます。たとえば、123,456,789は「123M」と表示されます。
  • B: 十億単位で値が表示されます。たとえば、12,345,678,912は「12B」と表示されます。
  • T: 兆単位で値が表示されます。たとえば、1,234,567,891,234,567は「1,234T」と表示されます。